科目名 |
作物と環境 |
クラス |
− |
授業の概要 |
栽培体験や飼育体験をしている中学生や高校生は少なく、環境と生物との関わりを自身の体験との関わりの中で理解している学生も少ない。中学校や農業高校での生物とりわけ植物・作物に関わる授業において、環境と植物・作物との関係を生徒に指導あるいは学習させるためには基礎となる知識が不可欠である。このような観点から、本講義では前半では様々な環境要因が開花や物質生産など成長に及ぼす影響について、後半では逆に作物(植物)が周りの環境に及ぼす影響について詳説する。 |
授業の到達目標 |
中学校の生物育成や農業高校での作物栽培や環境保全などの授業において、それぞれの目標と内容について正しく理解し、作物と環境に関する確かな基づいた適切な教材開発や教材選択により、地域の特性を活用した授業を構築できる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 作物の成り立ち |
3 | 作物の成長 |
4 | 作物と水 |
5 | 作物と土 |
6 | 作物と養分・肥料 |
7 | 作物と光 |
8 | 作物と温度 |
9 | 作物と病害虫 |
10 | 植物による環境浄化 |
11 | 植栽の心理的評価 |
12 | 植物による微気象調節作用、光環境調節 |
13 | 植物による景観向上効果、室内緑化・屋上緑化 |
14 | レポート発表 |
15 | レポート発表 |
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テキスト・参考書 |
テキスト、参考書は使用しない。 プリントを配布する。 |
自学自習についての情報 |
1週間前に次回の講義に関するプリントを配布するので、それを前もって読み、授業に臨むこと。 また、与えられた課題の中から、興味のある課題について調べ、レポートを作成し、発表する。 |
授業の形式 |
講義 |
アクティブラーニングに関する情報 |
受講生には、作物と環境に関するレポート提出を義務付け、それについて口頭発表してもらう。同時に、それに対する質疑応答を行ってみたい。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(30%)、レポート(40%)、講義出席(30%) |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
特になし |