科目情報
科目名 美術史I 
クラス − 
授業の概要 この講義では、教員が提供する美術史のフルコースを鑑賞するスタイルはとりません。この講義は講義や鑑賞というよりはむしろ、自ら屋台を巡ってさまざまな作品をつまみ食いし、それらを自らコースとしてまとめ上げる実践です。
方法論としては、美術史に関連する書籍、資料集等を使用し、そこで紹介されている作品や実戦の背景にどういった他の作品群や理論が埋め込まれているのかをグループワークで明確にし、自分たちで新たなパンフレットとして編み上げます。その過程を通じてさまざまな作品に触れ、美術史を自分の言葉で語ることを試みます。 
授業の到達目標 小中高の図工・美術の背景にある作品や理論を知るだけでなく、グループワークを通じて理解を深め、知識を共有し、活用することを目標とします。 
授業計画 受講人数などによって変更する可能性があります。
内容
1ガイダンス+グループの形成 
2美術史の教科書はなにを学ばせようとしているか? 古代 
3美術史の教科書はなにを学ばせようとしているか? 中世 
4美術史の教科書はなにを学ばせようとしているか? 近代 
5美術史の教科書はなにを学ばせようとしているか? 現代 
6美術史の教科書はどのように学ばせようとしているか? 
7美術史をどのように学んでもらうか? 
8オリジナル教科書をつくる1 アウトラインの作成 
9オリジナル教科書をつくる2 図版レイアウト+記事作成 
10オリジナル教科書をつくる3 図版レイアウト+記事作成 
11オリジナル教科書をつくる4 図版レイアウト+記事作成 
12オリジナル教科書をつくる5 印刷+製本 
13オリジナル教科書をもとにした発表1 
14オリジナル教科書をもとにした発表2 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 なし。必要に応じて適宜情報提供します。 
自学自習についての情報 時間外の課題があります。講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 
授業の形式 講義、講読、鑑賞、グループワーク、グループディスカッション、発表。 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク、グループディスカッション、発表。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表と成果物(70%)+積極的参加(30%) 
その他(授業アンケートのコメント含む) なし。