科目名 |
作曲III |
クラス |
− |
授業の概要 |
作曲家はそれぞれ独自の音楽語法を持っています。その作曲家「らしさ」は何に起因しているのか、この作品はなぜ印象に残るのか、和声という観点から作品を分析し特徴を考察します。第1回から第6回ではバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンなどの代表的な作品の和声を分析したのち、第7回以降では受講生自身が選択した作品を分析、発表し、得られた分析結果についてディスカッションを行います。 |
授業の到達目標 |
1 作曲T、Uで身につけた知識をもとに作品を分析することができる 2 和声が音楽にどのような影響を与えるか考察できることができる 3 自分の感受と知識を結びつけ、新たな課題を見出すことができる |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 各時代の和音の特徴ー倍音列と音楽史 |
2 | 非和声音について |
3 | バッハの和声分析 |
4 | モーツァルトの和声分析 |
5 | ベートーヴェンの和声分析(1) |
6 | ベートーヴェンの和声分析(2) |
7 | 受講生による分析発表(1) |
8 | 受講生による分析発表(2) |
9 | 受講生による分析発表(3) |
10 | 受講生による分析発表(4) |
11 | 受講生による分析発表(5) |
12 | 受講生による分析発表(6) |
13 | 受講生による分析発表(7) |
14 | 受講生による分析発表(8) |
15 | 分析結果の総括 |
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テキスト・参考書 |
必要に応じてお知らせします。 |
自学自習についての情報 |
課題作品を演奏、あるいは録音を聴くなど、楽譜と音を関連させることを習慣づけましょう。 |
授業の形式 |
前半は講義形式、後半は受講生による発表形式で進めます。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
分析結果により音楽のどのような側面が明らかになったか、それらがどのような感受をもたらすかを主題にグループディスカッションします。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
分析発表(50%)と期末レポート(50%)で評価します。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
作曲Uを履修していることが履修条件となります。期末レポートでは、発表のために準備した分析に加え、発表後のディスカッションで得られた他の受講生の意見も参考にしながら、作品の特徴について論じてください。 |