科目情報
科目名 教育方法学特論 
クラス − 
授業の概要 本授業では、「教育研究入門書」的なテキストを講読し、教育研究の基本を身に付ける。 
授業の到達目標 ・教育研究の基本を身に付ける。
・発表、ディスカッション、多様な意見を方向づけながら議論をまとめるスキルを身につける。
・研究計画書を作成できる。 
授業計画
内容
1「オリエンテーション」
オリエンテーションとして、まず授業の全体概要と授業計画を紹介し、本授業の具体的イメージを受講生が持てるようにする。発表の担当を決める。 
2「探究的学びのすすめ」
教育研究の概要について理解する。 
3「教育問題の問い方1」
早期教育──何ごとも早い時期から教えたほうがよいのか? 
4「教育問題の問い方2」
学力低下──ゆとり教育は学力低下を招いたのか? 
5「教育問題の問い方3」
いじめ──道徳教育でいじめ問題は解決できるのか? 
6「教育問題の問い方4」
個性尊重──日本の授業は画一的か? 
7「教育問題の問い方5」
格差──本人の努力の問題か? 
8「探究の営み1」
問いを立てる──テーマのみつけ方 
9「探究の営み2」
調べる──文献,資料調査 
10「探究の営み3」
フィールドに行く──現実を捉える方法 
11「探究の営み4」
学び合う──議論するためのスキル 
12「探究の営み5」
深める──問いを立てて崩し,つくり直す 
13「探究の営み6」
論じる──探究の総仕上げとして 
14「研究計画書の発表」
これまでの学びを受けて各自が修士論文の研究計画書を作成し発表する。 
15「まとめの話し合い」
まとめの話し合いを行う。 
 
テキスト・参考書 テキスト:田中耕治他『教育をよみとく−教育学的探究のすすめ』有斐閣、2017年。各自大学生協書籍部で購入すること。 
自学自習についての情報 ・テキストは事前に必ず熟読し、疑問点などを整理しておくこと。常に自分なりの問題意識を持って授業にのぞみ、積極的に意見交流してほしい。 
授業の形式 演習 
アクティブラーニングに関する情報 文献講読、レジュメ作成、それを発表し、質疑応答を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・担当箇所のレジュメを作成し,報告する。(30%)
・授業中のディスカッションへの取り組みに関する評価(40%)
・研究計画書を作成し,報告する。(30%) 
その他(授業アンケートのコメント含む) ・自分の考えを述べる場を多く設定する。よって、常に自分なりの問題意識を持って授業にのぞんでほしい。
・初回の授業時に発表の担当を決めるので、欠席しないように。