科目情報
科目名 言語発達心理学特講 
クラス − 
授業の概要 言語の発達について,基礎的な知識の獲得および最近の研究動向についての知識獲得を目的とする。特に,音韻・文法・語彙・語用・読み書きなどの側面,および認知と言語,文化の影響などについて理解を深める。その上で,言語獲得の障害について論じた上で,学校教育場面での支援のあり方について論じる。 
授業の到達目標 言語発達について,基礎的な知識の獲得および最近の研究動向についての知識獲得を目的とする。また,それをふまえた上で発達支援の在り方についての基本的な理解を持つことも目指している。 
授業計画
内容
1言語発達の基盤
(言語発達の生物学的基礎) 
2言語発達と認知発達 
3記憶のメカニズムと言語発達 
4乳幼児の語彙の獲得
(前言語期のコミュニケーション,話し言葉の発達) 
5学童期以降の語彙獲得
 
6子どもとことば遊び 
7音韻の発達と音韻意識
(音声の理解と産出の発達) 
8私とあなた:心の理論と言葉 
9語用の能力:会話と語り
(語用論的アプローチによる言語発達支援) 
10多様な文化的環境のもとでの言語発達 
11萌芽的読み書き活動 
12読み書きの獲得
(読み書きの発達) 
13読解の過程・読み書きの障がい(ディスレキシアのアセスメントと支援) 
14インクルーシブな環境のもとでの障がい児の発達支援
(言語発達のアセスメント,言語発達のアセスメントと支援の基本的考え,障がい特性による言語発達支援) 
15最終試験 
 
テキスト・参考書 毎回事前に資料を配付する。 
自学自習についての情報 各回の授業には,あらかじめ資料となる文献を準備するので,それを読んだ上で授業での議論に参加すること。 
授業の形式 資料をもとにした講義と受講生による討論を中心に授業を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 テーマにそったグループ・ディスカッションを重視する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への出席と討論への参加状況(30%)および試験(70%)で評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 特記事項なし