| 科目名 |
投映法特講 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
この授業では、投影法のうち、主として描画法をあつかう。またアセスメント技法と同時に面接法としての描画との関連にも触れ、表現療法としての側面を重視して、身体感覚やイメージの問題を検討し、体験的に樹木画、風景構成法、三線描画コミュニケーション法、粘土作成等をおこない、そのあつかい方を習得する。 |
| 授業の到達目標 |
１．投影法とは何か、実践的な理解と説明ができるようになる。
２．表現療法の基本原理について、投影法との異同を把握し、実践的な理解と説明ができるようになる。 |
| 授業計画 |
※複数教員が担当する授業科目は、各教員が担当する回について分かるように明記してください。（この説明文は削除してください。）
| 回 |
内容 |
| 1 | 授業全体のオリエンテーション 心理臨床の実践における基本的態度 |
| 2 | 投影法とは何か |
| 3 | 非言語的アプローチと言語的アプローチ |
| 4 | 投影することと身体感覚 線を引くという体験に迫る |
| 5 | 言語と身体 主観的体験に触れること |
| 6 | イメージの体験とその表現 気を体験し、気をみる |
| 7 | 表現の主体と受け止める存在 |
| 8 | 樹木画の国際比較から見えてくるもの |
| 9 | 樹木画の体験 |
| 10 | 風景構成法とは 投影と構成 |
| 11 | 風景構成法の体験 |
| 12 | 三線描画コミュニケーション法の体験 |
| 13 | 粘土体験 |
| 14 | 事例検討 |
| 15 | 全体のまとめ 投影法で見えること、見えないこと |
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| テキスト・参考書 |
テキストの指定はしない。
参考書として、以下のものをあげる。
『バウムの心理臨床：京大心理臨床シリーズ』山中康裕・皆藤章、角野善宏編 創元社
このなかの特に「樹木画と風土」の章、およびバウムの基礎研究の諸章
『覚醒する心体』濱野清志 新曜社 |
| 自学自習についての情報 |
上記の書籍を読んでみること。また、非言語的な表現に日常、関心を持つことが望ましい。美術館の展覧会等をいくつか時間をつくって見に行くようにお勧めする。 |
| 授業の形式 |
講義と実習 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
あいま、あいまに体験の振り返りの時間を設けるので、積極的に自分の体験を振り返り、講義中にその一部を参加者と共有して、話題とすることができるとよい。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
１．体験実習への参加とその振り返りレポート（40パーセント）
２．課題レポート（60パーセント） |
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
レポート提出等、教員との連絡は、以下のアドレスにしてください。
ky-shaman@nifty.com
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