| 科目名 |
社会科教育教科内容論VIII |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
経済のグローバル化の進展や，わが国の官から民へ，あるいは国から地方へという構造改革の進展に伴って，自己決定の場が拡大し，自己責任原則が徹底されてきている。その結果，私たちは様々な場面において合理的な意思決定を行うことが必要となっているため，わが国においても経済教育の重要性が増してきている。
この授業は，社会科の教科内容の中の経済学に関連する内容を考察するために必要な経済学の基礎的な理論や方法論について理解する。 |
| 授業の到達目標 |
（1）経済学の基礎的な理論と方法論を理解する。
（2）社会科の教科内容のうち経済学に関連する内容を経済学の理論，方法論を用いて考察・理解する。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | イントロダクション |
| 2 | 経済学とその思考法ー個人主義，インセンティブー |
| 3 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（1）−消費者行動と需要関数− |
| 4 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（2）−企業行動と供給関数− |
| 5 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（3）−完全市場− |
| 6 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（4）−生産経済− |
| 7 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（5）−部分均衡分析と一般均衡分析− |
| 8 | 市場経済とは何か（ミクロ経済学）（6）−不完全市場− |
| 9 | マクロ経済学（1）−三面等価の原則，ISバランス− |
| 10 | マクロ経済学（2）−マクロ経済主体の行動− |
| 11 | マクロ経済学（3）−GDPの決定メカニズム− |
| 12 | マクロ経済学（4）−財政政策と金融政策− |
| 13 | マクロ経済学（5）−IS-LM分析による財政政策・金融政策の検証− |
| 14 | マクロ経済学（6）−インフレとデフレ− |
| 15 | 国際経済−比較優位の原則と貿易の利益− |
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| テキスト・参考書 |
テキストは使用しない。授業で使用するプリントを配布する。
参考書は適宜紹介する。 |
| 自学自習についての情報 |
各回に次回の授業で使用するプリントを配布するので，事前に読んで授業に臨むこと。 |
| 授業の形式 |
講義。適宜，受講生によるディスカッション，プレゼンテーションを取り入れる。 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
必要に応じて，グループ・ディスカッション，グループワークを行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
講義への参加態度，ディスカッションでの発表内容などにより総合的に評価する。 |
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
特記事項なし |