科目情報
科目名 社会科教育教科内容論X 
クラス − 
授業の概要 現代社会におけるマスメディアの意義、現状と問題点などに関する社会哲学の立場からの理論的検討を基礎にしながら、その教育現場への応用として、学校教育におけるNIE(新聞活用教育)の意義や効果、また授業のあり方や指導法などについても、さまざまな実践例を紹介しながら検討する。 
授業の到達目標 各教科や領域、総合的学習の時間などにおいて、新聞やメディアを活用した授業を構築する力量を身につける。 
授業計画
内容
1授業のガイダンス 
21 NIEとは何か 
32 現代の教育課題とNIE 2.1全国学力テストとPISA 
42 現代の教育課題とNIE 2.2キーコンピテンシーと21世紀型学力 
52 現代の教育課題とNIE 2.3これからの学校教育に求められるもの 
63 新聞の読み方 3.1ニュースとは何か 
73 新聞の読み方 3.2記事の向こうの記者・新聞社 
83 新聞の読み方 3.2新聞・記事の構成 
94 実践例 4.1授業で使えそうな記事 
104 実践例 4.2今年の漢字 
114 実践例 4.3スクラップとスピーチ 
124 実践例 4.4新聞づくり 
134 実践例 4.5見出しをつける 
144 実践例 4.6紙面の比べ読み 
155 授業のまとめ 
 
テキスト・参考書 テキストはもちいず、資料を配布する。
参考書;小原・高木・平石編『はじめて学ぶ 学校教育と新聞活用』ミネルヴァ書房
NIE全般に関する参考書としては、他に以下のようなものもある。
日本NIE学会 『NIEハンドブック』 明治図書
影山清四郎編 『学びを開くNIE』 春風社
日本NIE研究会 『新聞でこんな学力がつく』 東洋館出版社
妹尾彰・福田徹 『新聞を知る・新聞で学ぶ』 晩成書房
 
自学自習についての情報 授業後に、配布資料を熟読して理解を深めておくこと。 
授業の形式 ワークショップやグループ活動などをとりいれた演習形式を基本とする。 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ワークやディスカッションをおこなう予定。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業参加状況やレポートなどを総合的に判断して評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む)