科目名 |
保健体育科教育特別演習II |
クラス |
− |
授業の概要 |
健康の基本的な考え方について理解を深めるとともに、行動科学理論や健康教育に関する新しい考え方を取り入れ、心身ともに健康な子どもの育成および現代社会の健康問題への対応を考える。 |
授業の到達目標 |
健康に関する情報を積極的に収集・選択し,科学的根拠に基づいた知識を習得する.新しい時代の教育に対応した実践的健康教育の指導力を身につけることを目標とする。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 1.健康に関する現代的課題 (1)少子高齢社会の進行 (2)生活習慣病の増加 |
2 | (3)食生活の問題 (4)子どもの体力・運動能力 |
3 | (5)心の健康問題 (6)性の問題行動 |
4 | (7)薬物乱用問題 (8)その他 |
5 | 2.健康に関する基本的な理解 (1)ヘルスプロモーションの考え方 (2)現代的課題の背景とその要因 |
6 | 3.健康に関する課題への対応 (1)疫学とは |
7 | (2)行動科学理論 健康行動に影響を及ぼす心理社会的ダイナミクスと行動変容についての理論を学ぶ。 |
8 | 4. 新しい健康教育 (1)外国の健康教育モデル (2)健康教育で使われる学習指導方法 |
9 | (3)ライフスキル教育 (4)健康教育プログラム |
10 | 5.健康行動と健康教育 (1)社会的認知理論 |
11 | (2)合理的行為理論 (3)計画的行動理論 |
12 | (4)行動科学理論のまとめ |
13 | (5)行動理論と健康教育 |
14 | (6)健康教育プログラムの作成 |
15 | (7)発表・評価 |
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テキスト・参考書 |
参考書:「健康行動と健康教育」,「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取り組みを進めるための方針について」(H20中央教育審議会答申),「小学校学習指導要領解説体育編」,「中学校学習指導要領解説保健体育編」,「高等学校学習指導要領解説保健体育編」など |
自学自習についての情報 |
修士論文作成のための研究の取り組みを発表していただきますので、今までの取り組みと今後の課題をまとめておいてください。 |
授業の形式 |
講義・演習形式 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループ・ディスカション、模擬授業などアクティブラーニングの視点に立った学修を実施します。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1.教材研究、学習指導案の作成等課題レポート(40%) 2.模擬授業の発表等(40%) 3.プレゼンテーション能力(20%) |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
特記事項無し |