科目情報
科目名 専攻基礎セミナー 
担当教員 梶原 裕二 
クラス 理科 
授業の概要 大学で学ぶときに,自ら主体的に学ぶことが重要で,問題や課題の発見,既存の知見の収集,調査・観察・分析,結果や結論の集約,発表などを行う。また専攻基礎セミナーでは,公立学校等へも出向き,教員として何を学ぶべきかを考える機会とする。これらの学習活動ならびに公立学校等への訪問をを通して,大学での学びや教員としての学びの導入とする。  
授業の到達目標 自然科学の基礎,科学に関する社会問題,そして学校における様々な課題を選び,調査,発表・討論する。調査については,机上での活動とともに現地調査,訪問等で得られた知見など体験活動を推奨する。主体的な学習の重要性を理解し,学びの楽しさを知る。  
授業計画
内容
1はじめに:授業の説明・オリエンテーション( 全体の計画とスケジュール) 
2公立学校等訪問演習を受けた授業研究ならびに課題研究の説明など  
3公立学校訪問演習を終えて、授業研究の班づくり 
4授業研究1(授業内容の検討) 
5授業研究2(教科書などの検討・リファイン) 
6模擬授業1(小学校編) 
7模擬授業2(中学校・科学センター編) 
8各模擬授業振り返り 
9模擬授業全体振り返り 
10理学科教員研究内容例1 
11理学科教員研究内容例2 
12課題研究発表1 前半グループ  
13課題研究発表2 後半グループ  
14全体振り返り(発表の振り返り・ディスカッション)  
15まとめ 
 
テキスト・参考書 全体としては特に指定しないが,クラスの中で適宜,推薦することがある。  
自学自習についての情報 課題研究での調査や研究は,授業時間外に各自・各班で行なう必要がある。大学での授業は基本的には自学自習が不可欠であり,基礎セミナーではその基本を学ぶ。また日頃から新聞・ニュース,科学雑誌などに注意を払い,常に新しい情報を自分のものにしておくように心がけることも必要である。  
授業の形式 セミナー形式 
アクティブラーニングに関する情報 チーム学習,課題研究を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) セミナーでの発表,レポート,出席状況などにより総合的に判断する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 必修科目であり,全出席を原則とする(原則として全回出席の者だけを評価対象とする)。授業への取り組み・出席状況,課題レポートの内容(発表会におけるプレゼンテーションと質疑に対する応答を含む),振り返りレポートの内容等を総合的に評価する。  
担当講師についての情報(実務経験)