科目名 |
宿泊野外活動演習I |
担当教員 |
実地教育運営委員会 |
クラス |
− |
授業の概要 |
教員として必要な実践的指導力を学生自身が身に付けることを目的に、京都市立小学校が京都市花脊山の家などの施設で行っている「小学校長期宿泊自然体験活動」にボランティア・リーダーとして参加し、京都市花脊山の家の指示のもと、児童の活動の支援を行う授業です。ボランティア・リーダーとしての活動は、1校で2泊3日または3泊4日の活動を1回行います。 |
授業の到達目標 |
(1)子どもたちとの共同生活を通して、児童理解を深め、教職に就くことへの意識を高めることができる。 (2)学校とは異なる自然の中での活動を通して、多様な場面での子どもたちの様々な個性や様子に接することで幅広い指導力を身に付けることができる。 (3)花背山の家や各学校の教職員の子どもたちへの指導にふれることで、野外活動の知識や技能のみならず、教職に必要な実践的指導力の基礎を体験的に身に付けることができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 履修登録説明会(於:大学)〔講義〕「花背山の家と京都市立小学校の長期宿泊自然体験活動について」等 |
2 | ボランティア養成講座(於:花脊山の家)−講義「ボランティアの心構え・小学生理解」 |
3 | ボランティア養成講座(於:花脊山の家)−野外ゲーム |
4 | ボランティア養成講座(於:花脊山の家)−野外炊飯 |
5 | ボランティア養成講座(於:花脊山の家)−キャンプファイヤー |
6 | ボランティア養成講座(於:花脊山の家)−選択別活動 |
7 | 宿泊野外活動−野外ゲーム |
8 | 宿泊野外活動−野外炊飯 |
9 | 宿泊野外活動−キャンプファイヤー |
10 | 宿泊野外活動−山登り |
11 | 宿泊野外活動−スコアオリエンテーリング |
12 | 宿泊野外活動−アスレチック |
13 | 宿泊野外活動−天体観測 |
14 | 宿泊野外活動−クラフト |
15 | 事後教育(於:大学)−〔講義・演習〕活動を振り返っての交流会 *12月上旬に実施 |
|
テキスト・参考書 |
テキスト:実習記録ノート、その他は必要に応じて提示します。 参考書:冒険図鑑−野外で生活するために−(福音館書店)、自然図鑑−動物・植物を知るために−(福音館書店) |
自学自習についての情報 |
事前の参加準備(担当学校との打ち合わせを含む)や事後教育における発表準備を各自行うこと。 |
授業の形式 |
講義、実習、演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
ボランティア養成講座、及び宿泊野外活動を通して、主体的・対話的に野外活動等のスキルを習得するとともに、現職教員や野外活動施設のスタッフの指導及び対応等を学ぶことで深い理解につなげるようにします。また、事後学習では、グループ・ディスカッションを行い、宿泊野外活動の振り返りを行います。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
提出物(実習記録の内容等)及び京都市花脊山の家からの報告等を勘案して、評価します。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
4月上旬の履修登録説明会で事前教育と履修登録を行うので、履修希望者は必ず出席すること。 履修登録説明会の日程は、3月下旬〜4月上旬に掲示により通知します。 ボランティア養成講座、宿泊野外活動に係る諸経費(食費、交通費等)は、自己負担です。 養成講座の受講者は、花背山の家のボランティア・リーダーとして登録されます。 宿泊野外活動の活動日時・活動担当校は大学を通じて通知します。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
花背山の家や各学校の教職員の子どもたちへの指導にふれることで、野外活動の知識や技能のみならず、教職に必要な実践的指導力の基礎を体験的に身に付ける。 |