科目情報
科目名 小中一貫教育論 
担当教員 初田 幸隆 
クラス − 
授業の概要 小、中学校間の接続は、新学習指導要領改訂の要点のひとつであり、子どもの学びの連続性を保障する小中一貫教育の推進が重要な教育課題として位置付けられる。そこで,以下の内容で授業を展開する。
・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方を考える
・小中一貫校の実践から一貫性のある教育活動の展開事例を学ぶ
・小中一貫教育の可能性を探る 
授業の到達目標 ・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方を説明できる。
・小中学校の一貫性のある教育活動の展開事例を複数提示できる。
・小中一貫教育の意義についての考えを述べられる。 
授業計画
内容
14/17(水)@ 校種間連携の意義と小中一貫教育の「現状と課題」(文部科学省の調査より) 
24/17(水)A 小中一貫教育を踏まえた教育課程のあり方 
34/24(水)@ 授業者の実践から学ぶ
     〜小中一貫で育てる資質や能力〜 
44/24(水)A 授業者の実践から学ぶ
     〜具体的取り組み〜 
55/15(水)@ 小中一貫教育の実践から学ぶ    
     京都教育大学附属京都小中学校(義務教育学校)の全体像を把握する 
65/15(水)A 小中一貫教育の実践から学ぶ
     京都教育大学附属京都小中学校(義務教育学校)の具体的取り組みを知る 
75/22(水)@ フィールドワーク1
     京都教育大学附属京都小中学校(義務教育学校) 初等部を中心に 
85/22(水)A フィールドワーク1
     京都教育大学附属京都小中学校(義務教育学校) 中等部・高等部を中心に 
95/29(水)A フィールドワーク1の振り返り 
106/5(水)@ 小中一貫教育の実践から学ぶ
     東山開睛館(義務教育学校)の全体像を把握する 
116/5(水)A 小中一貫教育の実践から学ぶ
     東山開睛館(義務教育学校)の具体的取り組みを知る 
126/12(水)@ フィールドワーク2
     東山開睛館(義務教育学校) 小学校を中心に 
136/12(水)A フィールドワーク2
     東山開睛館(義務教育学校) 中学校を中心に 
146/26(水)@ フィールドワーク2の振り返り 
156/26(水)A 実践したい小中一貫教育 
 
テキスト・参考書 参考書 新しい教職教育講座 教職教育編2「教職論」ミネルバ書房 
自学自習についての情報 授業者の実践を踏まえて講義に臨むためには、初田幸隆『小中一貫校をつくる』ミャオビパブリッシングを参考にするとよい 
授業の形式 講義、実践家との対談、演習、フィールドワーク等 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ワーク、レポート作成、さらには小中一貫教育の実践者との対話により、課題の発見や解決に向けての道筋を考えるなど、より深い学びをめざす 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表やグループワーク、複数のレポートにおいて以下の到達目標に照らして総合的に評価する。
・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方を説明できる。
・小中学校の一貫性のある教育活動の展開事例を複数提示できる。
・小中一貫教育の意義についての考えを述べられる。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) ※2回のフィールドワークには必ず参加すること。やむを得ない事情がある場合は相談すること。
 フィールドワークは授業日の午前中に行う。5/22と6/12を予定しているが現在相手校と調整中。
※原則1日に2時間の連続講義を行う。このため、1日欠席すると2時間の欠席となるため、欠席には特段の留意をすること。
※実習等と重なる可能性がある場合には予め相談すること。 
担当講師についての情報(実務経験) 元中学校教員。2校勤務の後、8年間京都市教育委員会学校指導課等でキャリア教育、小中一貫教育等を担当。
京都市市内中心部における初めての小中一貫校「東山開睛館」の開校準備に携わり、開校後の5年間、初代校長を務める。
これらの経験を基に、校種間を越えて教育実践ができる人材の育成を図る。