科目情報
科目名 教職の研究 
担当教員 コ岡 慶一 
クラス a 
授業の概要 教育職員免許法における「教職の意義等」に対する科目であり、教職の歴史・現状・未来、教職という仕事の内容や特徴、役割などについて理論的に学ぶとともに、実際の教育実践や方法について学ぶ。教員が講義し、時々に話し合いのファシリテーターを務める。 
授業の到達目標 現代社会における教職の重要性を認識し、教職の意義・教員の役割や職務内容等を知り、そのために必要な意欲・資質能力を高める。さらに「教職」について知ることを通して、自らの進路選択や自らの教員像を理解する。 
授業計画 下の9、10、12、13は京都市・京都府から派遣された先生(現職教員等)による実践的な話で、9と10は、5月25日(土)1〜2限を使って実施する。
内容
1オリエンテーションー教職という進路とキャリア 他職との比較 
2教職の歴史と現在の位置 
3教職の実際 
4教員の職務と役割ー多様な児童・生徒への対応を求められる教職 
5教職の法制と制度 
6教職の意義と教員の役割(教職の機能と課題) 
7教職の地位と身分(教員の職務内容・研修・服務及び身分保障) 
8授業づくり 
9クラス作りと生徒指導の実践の講義(小学校を中心に) 
10クラス作りと生徒指導の実践の講義(中学校を中心に) 
11クラス作りと生徒指導についての話し合い 
12求められる教師像(教育委員会の先生) 
13学校と保護者・地域社会との連携・チーム学校運営(教育委員会の先生) 
14教師像と地域連携・チーム学校についての話し合い 
15全体ふりかえり 教職と自らの進路選択について 
 
テキスト・参考書 テキスト:なし
参考書:秋山 弥監修『教師の仕事とは何か』北大路書房 2006年、井藤元『ワークで学ぶ教職概論』ナカニシヤ出版、2017年など。中央教育審議会答申を参照。 
自学自習についての情報 採用時や採用後にも使用できる教職教養なので、資料についてはよく復習すること 
授業の形式 講義形式を基本とするが、現職教員の講義の後には意見交換を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッションや教師像についての意見交換を随時行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 現職教員の講義を受けたミニレポートの提出や授業参加への態度及び期末試験(レポート)で評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 現職教員や教育委員会の方に失礼なきよう、特に服装や態度に注意すること。 
担当講師についての情報(実務経験)