科目情報
科目名 中等英語科教育II 
担当教員 高田 哲朗 
クラス − 
授業の概要 1)中学校・高等学校でのより良い英語授業を考える。
2)教育実習に備えて模擬授業を行う。
3)第二言語習得研究についての英語文献を輪読する。  
授業の到達目標 中学校・高等学校でのより良い英語授業について、その基礎・基本の指導法を習得する。また、第二言語習得研究について基礎的な理解を養う。 
授業計画
内容
1ガイダンス、小中高における英語教育 
2中学校の授業1、教科書を用いた代表的な授業 
3中学校の授業2、これからの授業と評価 
4高等学校の授業1、教科書を用いた代表的な授業 
5高等学校の授業2、これからの授業と評価 
6模擬授業の検討−中学校− 
7テキストSLA: Introduction 輪読・講義とディスカッション 
8模擬授業の実施−中学校− 
9テキストSLA: The nature of learner language 輪読・講義とディスカッション 
10模擬授業の検討−高等学校− 
11テキストSLA: Interlanguage 輪読・講義とディスカッション 
12模擬授業の実施−高等学校− 
13テキストSLA: Social aspects of interlanguage 輪読・講義とディスカッション 
14模擬授業の評価とディスカッション 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:望月昭彦他(編)『新学習指導要領にもとづく英語科教育法 第3版』大修館書店
     白畑智彦 他 『英語教育用語辞典』 大修館書店 (以上2冊は中等英語科教育Tの続き)
     Ellis, R. 1997. Second Language Acquisition. Oxford University Press.
参考書:『英語科教育実習ハンドブック』大修館書店
    『中学校学習指導要領解説外国語編』、『高等学校学習指導要領解説外国語(英語)編』 (最新版) 
自学自習についての情報 小テストの準備をすること。テキストは授業外でしっかりと読み込んでくること。模擬授業の準備は指導案の作成も含めて入念に行うこと。授業外の課題として、ATR-CALL BRIXにCALL教室で取り組み、記録を提出すること。  
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 模擬授業後の検討会や輪読書の内容検討などをディスカッションや発表形式で行うことにより、アクティブラーリング型授業を行います。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)授業への参加度・小テスト(約30%)、2)模擬授業・発表(約30%)、3)レポート(学会レポート;読書レポートなど)(約20%)、4)テスト(約20%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 英語教育関連の学会・セミナー等に参加してレポートを提出していただきます。 
担当講師についての情報(実務経験) 長年の高校教諭としての経験および、教育実習生の指導経験を生かして、履修学生の模擬授業を徹底的に指導している。高校での授業で実際に使用した教材を紹介し、ワークシートや教材の作成法を指導する。