科目情報
科目名 教育心理学演習 
担当教員 藤岡 秀樹 
クラス − 
授業の概要 今年度は下記の本をテキストにして演習を行う。各自が1章を担当して、その要旨説明と、それを読んで考えたことを発表し、全員で批判的に討論する。後半は、各自の興味ある学会誌論文を紹介し、参加者で検討する。 
授業の到達目標 子どもの教育と発達に関する専門書を使って演習を行い、現実や教育的実践と心理学研究との関係性について深める。 
授業計画 受講者数によっては,後半は教員が用意した文献の講読を行う場合がある。
内容
1オリエンテーション−文献の読み方・検索の仕方,レジュメのまとめ方,発表の仕方の解説。各自の分担の決定。 
21−1 今日の小学生にとっての学校 担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント 
31−2 生活空間から浮かび上がる現代の小学生 担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
42−1 1年生−2年生 担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
52−2 3年生−4年生 担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
62−3 5年生−6年生 担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
71章と2章の振り返り 教員による関連する資料・文献の紹介。 
83−1 心理学は子どもをどのように捉えるか 担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
93−2 発達段階論と発達理解のための新たな段階 担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
103−3 睡眠科学(脳科学)の進歩と子どもの発達的研究の展望 担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
113−4 「実践的な子ども研究」とは? 担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
123−5 子どもの権利としての子どもらしさ 担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
133章の振り返り 教員による関連する資料・文献の紹介。 
14発達心理学は児童期をどう捉えているか 教員による講義。 
15教育心理学は児童期をどう捉えているか 教員による講義。全体のまとめ。 
 
テキスト・参考書 心理科学研究会(編) 『小学生の生活とこころの発達』 福村書店 2009年 及び『教育心理学研究』『発達心理学研究』掲載論文  
自学自習についての情報 自分の担当の章だけでなく、他の章についても事前学習を必ず行って下さい。このことで、理解の促進と積極的な討論に参加することができるようになります。 
授業の形式 毎回1人ずつレジュメを作って発表し、その後、質問・討論する。 
アクティブラーニングに関する情報 報告者の発表内容について,授業参加者全員で討論する場をもつ。報告者は,指定文献以外に関係する文献を読んでおき,レジュメ等に記載すること。
授業担当者も関連する資料を適宜配布する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席状況(50%)、分担発表および発言参加(50%)によって評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) テキストに関係する資料を随時配布する。また、必要に応じて小レポートを課題として与える。
演習であるので欠席しないこと。メンバーの報告に対しても、積極的に意見を言って欲しい。 
担当講師についての情報(実務経験)