科目情報
科目名 近・現代文学演習 
担当教員 天野 勝重 
クラス − 
授業の概要 文学研究のための実践力の養成を目指し、資料収集、論文の書き方を体得する。 
授業の到達目標 1、調べた上で語句や時代背景を理解し、それらをもとに作品解釈を行う態度を身につける。
2、わかりやすく自らの考えを伝えるための説明のありかたについて学ぶ。
3、発表やディスカッションを通じて、作品をより深く理解する態度を身につける。
4、以上を通して、自ら教材研究・文学研究できる力を養う。 
授業計画
内容
1ガイダンス及び発表順序決定 
2『こころ』一〜四 「先生との出会い」 
3『こころ』五〜十三 「先生と友人」 
4『こころ』十四〜二十三 「先生の奥さん」 
5『こころ』二十四〜三十 「私の卒業」 
6『こころ』三十一〜三十六 「先生の死生観」 
7『こころ』三十七〜四十四 「私の帰省」 
8『こころ』四十五〜五十四 「父の病気」 
9『こころ』五十五〜六十三 「先生の過去」 
10『こころ』六十四〜七十二 「お嬢さんとの出会い」 
11『こころ』七十三〜八十一 「Kとの同宿」 
12『こころ』八十二〜八十九 「Kとの旅行」 
13『こころ』九十〜百 「Kの告白と先生の裏切り」 
14『こころ』百一〜百十 「先生の決意」 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 〔テキスト〕夏目漱石『こころ』(岩波文庫)〔参考書〕授業の中で適宜指示する。 
自学自習についての情報 出席者は作品を事前に下読みしておくこと。 
授業の形式 演習形式 
アクティブラーニングに関する情報 出席者には、課題設定から考察、レジュメの作成、プレゼンテーションに至るまで、能動的な学習を求めます。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)発表の達成度(60%)
2)授業への参加姿勢(40%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 2回生以上対象。 
担当講師についての情報(実務経験) 日本の大学や韓国の大学で日本文学や日本語・日本文化を教えてきました。現在は高校でも教えています。