科目情報
科目名 西洋史研究 
担当教員 斉藤 恵太 
クラス − 
授業の概要 歴史に関心が向けられるきっかけとして、漫画やアニメ、映画が持つ影響力は大きい。この授業では、『アニメで読む世界史』(山川出版社)の講読を出発点に、それらのメディアを用いた歴史へのアプローチが持つ可能性と問題点を、グループワークやディスカッションによって検討していく。 
授業の到達目標 ・世界史の流れを理解する。
・歴史的なものの見方を身につけると同時に、歴史研究の新しい動向を知る。
・歴史を学ぶことの意義と面白さを、幅広い層に伝える力をつける。 
授業計画
内容
1ガイダンス(テクストの説明・グループ分け・担当範囲と日程の調整) 
2議論の枠組みの設定と西洋史の概説(講義) 
3A班(古代)のテクスト発表会+グループワーク(オリジナル発表の章立て) 
4B班(中世)のテクスト発表会+グループワーク(オリジナル発表の第一節) 
5C班(近世)のテクスト発表会+グループワーク(オリジナル発表の第二節) 
6D班(近代)のテクスト発表会+グループワーク(オリジナル発表の第三節) 
7E班(近代)のテクスト発表会+グループワーク(オリジナル発表の第四節) 
8F班(現代)のテクスト発表会+グループワーク(後半に向けた最終調整) 
9A班(古代)のオリジナル発表会+レポート作成のためのグループワーク 
10B班(中世)のオリジナル発表会+レポート作成のためのグループワーク 
11C班(近世)のオリジナル発表会+レポート作成のためのグループワーク 
12D班(近代)のオリジナル発表会+レポート作成のためのグループワーク 
13E班(近代)のオリジナル発表会+レポート作成のためのグループワーク 
14F班(現代)のオリジナル発表会+レポート提出に向けた最終調整 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 [テクスト]藤川隆男ほか編著『アニメで読む世界史』1・2巻、山川出版社(2011・2015年)
[参考書]南塚信吾ほか責任編集『新しく学ぶ西洋の歴史』、ミネルヴァ書房(2016年)
 
自学自習についての情報 高校世界史の知識を前提とするので、西洋史の大まかな流れを事前に復習しておくことが望ましい。また、授業時間外のグループワークは義務としないが、各自で文献の読解や報告の準備を進め、必要に応じてグループ内で連絡を取り合うことが求められる。 
授業の形式 講読と演習 
アクティブラーニングに関する情報 各班(3〜5人)で、作業行程の調整や発表題材に関するディスカッション、プレゼンテーションの準備をすることが求められる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・二回のグループ発表(60%)、一回のレポート(30%)、出席状況(10%)を総合的に評価する。全授業回数の7割以上の出席で評価対象とする。
・期末試験は行わない。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 受講者の人数によってスケジュール等を変更することがある。またグループ分けに際しては社会領域以外の学生が参加しやすいよう配慮する。 
担当講師についての情報(実務経験) 特記事項なし