科目情報
科目名 社会科教育演習IIA 
担当教員 土屋 雄一郎 
クラス e 
授業の概要 授業では、これまでの学習課程において身に付けてきた力−とりわけ演習を通じて鍛えてきた社会学的なものの見方−を卒業研究に結びつけるための調査と議論を展開するとともに、卒業論文の執筆にむけた指導をおこなう。 
授業の到達目標 自らの問題関心から作り上げた「問い」に対して、自分なりの「答え」を提示することを試みる。「問い」にアプローチする方法論を考え、その方法論にもとづき実証的な調査の結果を分析したうえで論文としてまとめ表現する力を総合的に身につ
ける。 
授業計画 受講者と相談しながら、授業のスケジュールや内容について決定します。文献の講読に加え、卒業研究の途中経過を報告してもらい全体で議論を深めます。
内容
1卒業研究の経過報告(1回目) 
2文献の購読(1):『脱学校の社会』第1章 
3文献の講読(2):『脱学校の社会』第2章 
4文献の講読(3):『脱学校の社会』第3章 
5文献の講読(4):『脱学校の社会』第4章 
6文献の講読(5):『脱学校の社会』第5章 
7文献の講読(6):『脱学校の社会』第6章・第7章 
8卒業論文の経過報告(2回目) 
9文献の講読(7):『現代社会の理論』第1章 
10文献の講読(8):『現代社会の理論』第2章・第3章 
11文献の講読(9):『現代社会の理論』第4章 
12文献の講読(10):『現代社会はどこへ向かうか』第1章・第2章 
13文献の講読(11):『現代社会はどこへ向かうか』第3章・第4章 
14文献の講読(12):『現代社会はどこへ向かうか』第5章・第6章 
15卒業研究の経過報告(3回目)/全体のまとめ 
 
テキスト・参考書 イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』(東京創元社)
見田宗介『現代社会の理論』(岩波新書)
見田宗介『現代社会はどこへ向かうか−高原の見晴らしを切り開くこと』(岩波新書)
他、参考文献は授業中に適宜紹介する。 
自学自習についての情報 第1回目の授業時に詳細を説明するので、その指示に従い自学自習に取り組むこと。 
授業の形式 演習 
アクティブラーニングに関する情報 ディスカッションを通じ授業内容の理解を深める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表内容、ディスカッションへの参加態度、社会調査実習への取り組み等により総合的に評価します。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 本演習は、授業の一部において「社会科教育演習TA(e)」と合同で実施します。 
担当講師についての情報(実務経験)