科目情報
科目名 絵画制作 
担当教員 小林 良子 
クラス − 
授業の概要 4回生対象。これまでの3年間に得たものを生かし、今までのように与えられた課題を研究するのではなく、自律した個人として各自テーマを設定し、自由な発想、方法での制作活動を行う。
同時に、それぞれの制作研究で実現したいものを言葉にすることを試みる。 
授業の到達目標 自分で、研究追求する制作活動の課題を設定する。それぞれの制作を通じて、その背景にある自分を意識し、表出する。あわせて、「卒業制作」に向けて大きく一歩を踏みだす。 
授業計画
内容
1導入 卒業研究・制作について 
2アクティブラーニング(1)実作品を観に行く (コンセプト) 
3絵画制作の素材について 
4素材研究 白亜地の作り方
 
5個人発表「私は制作において何を実現したいのか」ディスカッション(1)どんな作家・作品に興味をもっているか
 
6アクティブラーニング(2) 描画材料にかんするフィールドワーク 
7絵画制作(1) アイデアスケッチ 
8絵画制作(2) 画材を決定する 
9個人発表「私は制作において何を実現したいのか」ディスカッション(2)なぜそれらの作品に惹かれるのか
 
10個人発表「私は制作において何を実現したいのか」ディスカッション(3)どのような方法で実現出来るのか
 
11絵画制作(3)卒業制作に向けて 各自テーマを設定する 
12絵画制作(4)テーマに沿った素材を吟味する  
13絵画制作(5) 各自の設定したテーマに基づいた制作を始める。 
14アクティブラーニング(3)実作品を観に行く(色彩) 
15合評・卒業制作テーマ決定 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。
参考書 :それぞれの研究に応じて、随時紹介する。 
自学自習についての情報 受講生一人一人が独立した制作者であることを前提とする。時間を見つけて、自身の制作研究を進める。 
授業の形式 実習 
アクティブラーニングに関する情報 アクティブラーニングを行う前週の授業時に具体的なプリントを配付する 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への積極的参加、レポート提出および口頭発表、作品発表等を勘案する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 卒業研究を前提とした授業である。制作の形式は問わない。個々の研究テーマに対応する。 
担当講師についての情報(実務経験) 担当講師は、本学美術科を定年退職後非常勤講師として勤務している。また美術作家として活躍中である。