科目名 |
情報社会倫理とセキュリティ |
担当教員 |
多田 知正 |
クラス |
− |
授業の概要 |
情報科社会におけるさまざまな危険とそれを回避するためのセキュリティ技術を学び、情報倫理について、特に知的財産保護と個人情報保護の側面から考える。 |
授業の到達目標 |
情報社会において知らないうちに被害にあったり、またむやみに恐れるあまりその利便性を享受できないといったことがないように、情報社会を生きていくために必要な知識を持ち、情報倫理の問題点を知り、電子情報、インターネットの適正な利用を身につける。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | ポートスキャン,パスワードクラック |
3 | バッファオーバーフロー |
4 | クロスサイトスクリプティング |
5 | その他の攻撃手法(CSRF,SQLインジェクションなど) |
6 | ネットワークの盗聴手法 |
7 | 暗号化手法 |
8 | 電子署名,PKI(公開鍵基盤) |
9 | SSL |
10 | ファイアウォール |
11 | 認証手法 |
12 | 無線LANのセキュリティ |
13 | コンピュータウィルス |
14 | VPN,検疫ネットワーク |
15 | シングルサインオン,電子透かし |
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テキスト・参考書 |
テキストは適宜WWWで配布する. |
自学自習についての情報 |
情報セキュリティの技術を理解するには情報技術の基礎的な知識が不可欠である。必要な事項については授業の中で触れるが、授業の後で自分でも書籍やWWW等を用いて調べ、その内容を理解しておくこと。 |
授業の形式 |
講義 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループディスカッションを行う. |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験(100%) ただし,原則として4回以上欠席した者は評価の対象としない. |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
アンケートの結果,やや難しいという回答が多かった.内容が多岐にわたるために授業時間内に詳細な解説を行うのは難しいので,自分で調べてもわからなければ積極的に質問に来ること. |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当教員は,本学における情報セキュリティ対策に携わっており,実際に行われている攻撃や本学のセキュリティ対策を例に挙げて解説を行う. |