科目名 |
教育課程論特別演習 |
担当教員 |
樋口 とみ子 |
クラス |
− |
授業の概要 |
学校における教育課程のあり方を考えるうえで一つのキーワードとなっているリテラシー概念に着目する。もともと読み書き能力を意味したリテラシーという言葉は、その後の展開のなかで、さまざまな広がりを見せている。本授業では、作文教育に焦点をあてて、日米のリテラシー教育の共通点や相違点について考察する。 |
授業の到達目標 |
教育課程編成におけるリテラシー概念の意味について理解を深める。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | 教育課程改革の政策動向@リテラシーとコンピテンシー |
3 | 教育課程改革の政策動向A資質・能力 |
4 | 日本とアメリカ合衆国におけるリテラシー概念の展開 |
5 | 日本とアメリカ合衆国を対象とする作文教育の調査 |
6 | アメリカ合衆国の作文教育の動向 |
7 | 日本の作文教育の動向 |
8 | 日本の作文教育の源流 |
9 | アメリカ合衆国の作文教育の源流と展開 |
10 | 作文教育と他教科との関連(日本の場合) |
11 | 作文教育と他教科との関連(アメリカ合衆国の場合) |
12 | 教育目標と評価の関係 |
13 | 能力観の相違点と共通点 |
14 | 「納得の構造」の相違点と共通点 |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
【テキスト】渡辺雅子『納得の構造:日米初等教育に見る思考表現のスタイル』東洋館出版社、2004年。 【参考書】授業のなかで紹介する。 |
自学自習についての情報 |
授業のなかで紹介する文献をもとに、理解をさらに深めてほしい。 |
授業の形式 |
講義、発表とディスカッション |
アクティブラーニングに関する情報 |
文献の読解やディスカッションなどを通して、各自の見解を問いなおし、深める機会をつくりたい。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
発表(30%)、期末レポート(70%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
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担当講師についての情報(実務経験) |
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