科目情報
科目名 教育社会心理学特講 
担当教員 石井 滋 
クラス − 
授業の概要 [DP 科目」「社会情動」
人間の情動と社会性の発達について、個人の成長と集団・社会とのかかわりからその形成と変容について学習する。その中で、人間行動を個人と集団・社会との相互作用の観点からとらえ、家族関係等の集団の中の関係性と社会的ネットワークの形成、集団への参入とコミュニケーションやリーダーシップについて理解を深める。また、社会・情動のアセスメントの方法と家族等の集団の中で起きる問題行動への介入や発達を支援する方法についても理解を深める。 
授業の到達目標 人間の情動・社会性に発達について、特に他者とのかかわりとしての対人関係や集団が及ぼす影響についての理解を深める。また、発達を支援する方法についても学び、実践に応用できる知識を身につける。 
授業計画
内容
1社会・情動発達の社会心理学的理解(社会・情動発達の基礎を含む) 
2情動の役割と発達(社会と個の相互作用を含む) 
3情動発達に及ぼす個人的要因と社会的要因 
4社会性の発達と集団参加@(家族等集団におけるコミュニケーション過程を含む) 
5社会性の発達と集団参加A(家族等集団への参入の阻害要因を含む) 
6社会性・情動発達と規範との関係(集団規範を含む) 
7家族関係等集団の中の関係性と社会的ネットワークの理解 
8自己決定と動機づけ(社会性と自己調節を含む) 
9集団内のいじめ等の問題行動への社会・情動支援 
10社会性・情動発達への介入・支援の考え方(リーダーシップを含む) 
11社会性・情動発達への介入・支援の具体的進め方 
12社会・情動アセスメントの方法 
13社会性のアセスメントの演習@(社会性のトレーニングを含む) 
14社会性のアセスメントの演習A(相互評価のフィードバックを含む) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 必要に応じて、資料を配布する 
自学自習についての情報 事前に配布した資料・論文について受講者は各自内容を理解するように努めるとともに、レポート担当者は資料要旨を作成し全員に配布できるように事前準備をする。 
授業の形式 講義とグループワークなどの演習 
アクティブラーニングに関する情報 グループワークを通じて個人と集団の関係やリーダーシップについて理解を深める 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への関与50点、レポート50点 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 積極的に意見を述べよう 
担当講師についての情報(実務経験)