科目情報
科目名 理科教育教科内容論I 
担当教員 高嶋 隆一,谷口 和成 
クラス − 
授業の概要 初等、中等理科教育における科学的思考力の育成のための、物理学分野を中心に教材の研究を行う。物理学の歴史的な発展を跡付けることにより、科学の全体像を把握する。 
授業の到達目標 授業において利用する教材を適切に選び、生徒の興味・関心をえる実験教材を作成することができるようになる。 
授業計画
内容
1量子力学と光学観測(水素の線スペクトルの観察)
 
2量子力学と光学観測(ナトリウムの線スペクトルの観察) 
3量子力学と光学観測(水銀の線スペクトルの観察) 
4X線を使った教材研究I(モーズレーの法則、クルックス管の放射能) 
5X線を使った教材研究II(X線の阻止能のシミュレーション、光電効果断面積計算) 
6X線を使った教材研究II(構造解析手法、蛍光X線装置の利用法) 
7電磁波を使った教材研究I(ドローンプログラミング) 
8電磁波を使った教材研究I(ラジオ作り) 
9電磁波を使った教材研究I(NMRの研究) 
10電子回路、フリップフロップと論理回路の実験教材の作成I(アナログ回路) 
11電子回路、フリップフロップと論理回路の実験教材の作成II(デジタル回路) 
12電子回路、フリップフロップと論理回路の実験教材の作成III(有限要素法) 
13原子物理学、霧箱の実験教材の作成と放射性崩壊理論 
14原子物理学、放射線計測のシミュレーション 
15原子物理学、放射線計測の実験教材の作成(トリウムの崩壊現象) 
 
テキスト・参考書 必要に応じてプリントを配布する。 
自学自習についての情報 インターネットで様々な教材を研究してみてください。 
授業の形式 講義と実習を組み合わせて行う。  
アクティブラーニングに関する情報 教材作成と実験の演示によるアクティブラーニング 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 作成した教材(80%)および授業への取り組みの姿勢(20%)で評価する。  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 作成教材は一人当たり3つ程度とする。 
担当講師についての情報(実務経験)