科目情報
科目名 美術科教育教科内容論III 
担当教員 谷口 淳一 
クラス − 
授業の概要 図画工作・美術の立体(彫刻)の指導内容や指導方法等について研究する。院生と話し合い、具体的に題材を設定し、講義・演習を通して分析していく。また教科の教育内容を教科専門の立場から考察する。 
授業の到達目標 ・図画工作・美術の授業実践指導力を高めることを目標とする。
・立体の教材を研究し、立体を表現する大切さとともに観察力、技術力を身につけることを学ぶ。 
授業計画
内容
1彫刻表現と教育的意義 
2彫刻表現における造形要素 
3彫刻表現の材料と技法(主に和紙と土を扱う。木、石、紙粘土、石膏,発泡スチロールなど)
 
4教材研究のための演習(1)6月附属京都小中学校総合学習「器づくり」参加。12月京都市美術館「触れる彫刻」鑑賞に参加。
 
5教材研究のための演習(2)油土による表現(基本形態、自然物等) 
6教材研究のための演習(3)新聞紙による表現(形の確認) 
7教材研究のための演習(4)和紙による表現(着色・完成)
 
8教材研究のための演習(5)油土等による表現(造形の可能性を探る) 
9教材研究のための演習(6)油土等による表現(細部) 
10教材研究のための演習(7)新聞紙による表現(正確に張る) 
11教材研究のための演習(8)和紙による表現(和紙の特性を考慮) 
12教材研究のための演習(9)着色・完成 
13彫刻表現の指導内容と指導方法を探り、美術教育について考える。グループディスカッションを行う。 
14事例実践報告 
15(作品発表会)グループディスカッションを行う。 
 
テキスト・参考書 テキスト使用の場合は事前に指示する。 
自学自習についての情報 各自課題を持って授業外でも研究を深めること。また自然をよく観察すること。 
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 作品発表会後、グループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1、作品提出80% 2、レポートによる評価(20%)
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 教材としての可能性を探る。 
担当講師についての情報(実務経験) 美術工芸の専門高校及び府立高校の勤務経験を生かし、学校現場における教科指導に役立つ授業を行う。