科目名 |
技術科教育教科内容論III |
担当教員 |
中峯 浩,関根 文太郎 |
クラス |
− |
授業の概要 |
電気領域、機械領域およびこれらの融合領域で扱われるセンサ、コンピュータ制御および人工知能に関する基本的な内容について講義する。 |
授業の到達目標 |
各領域の内容に関する具体例について学び、それを応用して実践できる力を身に付ける。 |
授業計画 |
電気・融合領域は中峯が担当する。機械領域および融合領域の中に含まれる機械要素については関根が担当する。
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 電気領域の講義(抵抗、コンデンサおよびコイル) |
3 | 電気領域の講義(トランジスタ、ICなど) |
4 | 電気領域の講義(各種センサについて) |
5 | 電気領域の実習(光センサを使ったトランジスタによるモータ制御:CdSセル) |
6 | 電気領域の実習(光センサを使ったトランジスタによるモータ制御:単安定マルチバイブレータ) |
7 | 電気領域の実習(トランジスタによるLEDの点滅回路:発振器) |
8 | 電気領域の実習(トランジスタによるLEDの点灯回路:単安定マルチバイブレータ) |
9 | 機械領域の講義(機構部、モータ、サーボモータ) |
10 | 機械領域の講義(これまでの自動車についての概要) |
11 | 融合領域の実習(Arduinoの基本:Lチカ回路) |
12 | 融合領域の実習(Arduino:センサによるクルマの制御) |
13 | 融合領域の講義(ニューラルネットワークNNと人工知能AI) |
14 | 融合領域の実習(NNとAIのプログラミング:Python) |
15 | 融合領域の実習(クルマにAIを搭載する) |
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テキスト・参考書 |
テキストは用いない。 参考書は、 「ゼロから理解する世界一簡単な抵抗・コンデンサー・コイルのきほん」(誠文堂新光社) 「新時代のメカトロニクスを拓くセンサーのしくみ」(電波新聞社) 「たのしくできるやさしい電子ロボット工作」(東京電機大学出版局) 「最新モータ技術のすべてがわかる本」(ナツメ社) 「Arduinoをはじめよう」(オライリー・ジャパン) ほか、自動運転、Arduino、ニューラルネットワーク、人工知能に関する文献は講義中に紹介する。 |
自学自習についての情報 |
最新の知識を織り交ぜているが、基本的なところしか扱わない。発展的な内容については参考書・Webなどで調べたうえで、教員に質問しにくること。 |
授業の形式 |
講義+実習、実習中心のように見えるが実際には講義しながらの作業になる。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループ・ディスカッションを取り入れる。受講者数によっては、グループワークも取り入れる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回の講義における理解度(5×15)+最後の発表(25)=100 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
可能な限りノートパソコンを持参すること。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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