科目名 |
家庭科教育教科内容論IV |
担当教員 |
延原 理恵 |
クラス |
− |
授業の概要 |
小・中学校から高等学校の家庭科で扱われる住生活領域に関する内容を、専門知識や理論と関連づけて解説する。 さらに、その内容を深く理解するための演習を通して、住教育の展開、内容を深めるための方法を検討する。 |
授業の到達目標 |
家庭科の住領域に関する内容について、学会や専門誌などの情報から新しい専門知識や理論を得て考察することができる。 家庭科の住領域に関する内容の理解を体験的に深める方法を身につける。 それらによって、授業構想力の向上をめざす。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 家庭科で扱われる住領域に関する学習内容の概説(小学校) |
3 | 家庭科で扱われる住領域に関する学習内容の概説(中学校) |
4 | 家庭科で扱われる住領域に関する学習内容の概説(高等学校) |
5 | 住居学に関する最近のトピックスの紹介 |
6 | 住教育に関連する最近のトピックスの紹介 |
7 | 住まいと健康科学(演習) |
8 | 住まいと安全安心(演習) |
9 | 住まいと環境共生(演習) |
10 | 住まいと地域環境(演習) |
11 | 住まいと生活文化(演習) |
12 | 住教育におけるアウトリーチ活動 |
13 | 家庭科住領域の学習内容の再考察 |
14 | 家庭科住領域の学習内容と教材化の考察 |
15 | まとめ |
|
テキスト・参考書 |
授業中に適宜紹介する。 [参考書]「小学校学習指導要領解説 家庭篇」文部科学省 、「「中学校学習指導要領解説 技術・家庭編」文部科学省、「高等学校学習指導要領 家庭編」文部科学省 |
自学自習についての情報 |
受講生の興味関心を考慮しながら課題を設定するので、その課題に取組み、発表、レポートにまとめること。 講義内容にそって自ら課題を析出し、専門用語などを調べておくこと。 問題関心をもって主体的に研究成果を探索し、教材実践例を収集しておくこと。 |
授業の形式 |
講義および演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
ディスカッション中心の授業とする。 授業内容に応じてフィールドワークや実験・実習を行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
課題レポート40%、発表内容30%、授業での質疑応答や議論30% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
課題は院生の興味関心を考慮して相談しながら決めていく予定である。 ただし、学部レベルの住居学の基礎知識を持っていることを前提としている。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当講師は、建築設計事務所で住宅設計に従事した経験があり、一級建築士を有しており、住環境と人間生活との関係について研究を続けている。 |