科目名 |
家庭科教育教科内容論V |
担当教員 |
杉井 潤子 |
クラス |
− |
授業の概要 |
家庭経営学および家族関係学の教科専門の観点から、家庭生活や家族関係、生活福祉に関する教科内容への深い理解と洞察力、研究推進力を養う。教科教育に結びつけ、展開するための理論や方法論を理解し、教育現場で具体的に応用するための力を養う。 |
授業の到達目標 |
家庭経営学・家族関係学の教科専門領域における教材研究を行うための「課題発見能力」「情報収集能力」「研究推進能力」「論理構成能力」を身につける。 生活者として、幅広い洞察力と発想力を身につけ、教育現場に生かすことができる。 |
授業計画 |
演習形式で、学生が主体的に研究課題を設定し、家庭経営学・家族関係学の専門領域の文献研究を行い、教材研究を進める。
回 |
内容 |
1 | 家政教育における生活経営と家族関係領域の位置づけと内容 |
2 | 家庭生活および家族関係の歴史的変遷と、現代生活の特徴と課題 |
3 | 問題関心とテーマ設定:教材研究に向けて資料探索 |
4 | 問題関心とテーマ設定:資料の検討と講読 |
5 | 教材化に向けての調査計画と方法論:アンケート調査と調査票の作成 |
6 | 教材化に向けての調査計画と方法論:インタビュー調査 |
7 | 教材化に向けての調査計画と方法論:フィールドワーク・参与観察 |
8 | 学外での調査実施:調査対象の選定と依頼 |
9 | 学外での調査実施:調査票配布・フィールドワーク等 |
10 | 学外での調査実施:データの回収と整理 |
11 | 結果の集約とデータ分析:SPSSを用いての量的データの多変量解析 |
12 | 結果の集約とデータ分析:SPSSテキストマイニングを用いての質的データの解析 |
13 | 結果の検討と考察 |
14 | 教材化に向けての検討 |
15 | 全体とりまとめと成果発表 |
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テキスト・参考書 |
学生の研究テーマにそって、授業内で適宜指示する。 |
自学自習についての情報 |
主体的に課題を見つけて、資料を探索し、研究を進められるよう準備をする。 授業内で議論ができるレベルまで、資料を読み込んでくること。 論理的思考力とともに、論文を書く力をもてるように、日ごろから書くことを意識的に続けること。 |
授業の形式 |
演習形式 |
アクティブラーニングに関する情報 |
フィールドワーク、グループディスカッションを行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
最終レポート(50%)、授業内での発言やレジュメ(30%)、研究および授業参加姿勢(20%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
家庭経営学特論をすでに受講していることを前提とする。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
初等・中等教育実務経験なし |