科目名 |
授業力高度化演習 |
担当教員 |
田中 曜次,滝川 国芳,佐々木 真理,林 明宏,辻 元弘,冨永 吉喜 |
クラス |
− |
授業の概要 |
「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tの学びを踏まえ、自身の実践上の課題について、模擬授業により課題解決の方策を探る。 自身の実践上の課題を踏まえた上で授業参観を行う。「専門実習T」での学びを生かし、「単元を通した授業の指導計画と教材開発」を行い、そのうえで「学習指導案」を作成し「模擬授業」を実施する。「模擬授業」は受講生全員が行い、最後に「授業改善」についてグループワーク・全体討論などを行い自身の教科指導力の高度化を図る。 |
授業の到達目標 |
(1)自身の実践上の課題を整理したうえで、自身の授業について理論的に分析できる。 (2)単元を通した授業計画づくりおよび教材開発と学習指導案づくりを行ったうえで模擬授業を行い、省察を行うことができる。また、理論に基づいた授業改善案を作成することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 授業の説明 校種・教科などにより3〜5グループに編成し受講生全員が専門実習Tでの授業を振り返り、プレゼン形式で発表をおこなう。 ここでは、自身がおこなった授業づくり(授業設計)に関して、教材開発・教材研究の方法など具体的に説明する。その後、グループにより意見交換をおこない、課題を明確にするとともに、授業の改善の方法などを討議する。 |
2 | 専門実習Tの振り返り1(小学校 低学年グループ ):プレゼン10分・討議 |
3 | 専門実習Tの振り返り2(小学校 高学年グループ ):プレゼン10分・討議 |
4 | 専門実習Tの振り返り3(中学校・高等学校グループ ):プレゼン10分・討議 |
5 | 「模擬授業」1-1: 一人20分 小学校 低学年グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
6 | 「模擬授業」1-2: 一人20分 小学校 高学年グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
7 | 「模擬授業」1-3: 一人20分 中学校・高等学校グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
8 | 単元を通しての指導案づくり1:新しい指導案の提案 |
9 | 単元を通しての指導案づくり2:新しい指導案のグループでの検討 |
10 | 「模擬授業」2-1: 一人30分 小学校 低学年グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
11 | 「模擬授業」2-2: 一人30分 小学校 低・高学年グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
12 | 「模擬授業」2-3: 一人30分 小学校 高学年グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
13 | 「模擬授業」2-4: 一人30分 中学校グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
14 | 「模擬授業」2-5: 一人30分 高等学校グループによる模擬授業 3か所程度に分ける |
15 | まとめ:代表による模擬授業・授業のまとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト:『学習指導要領』 『 同 解説』 自分の校種、教科など必要なものはそろえておく。 |
自学自習についての情報 |
専門実習Tで実施した授業を踏まえて、各自の課題を明確にし、改善点を克服するための自学自習が必要となる。講座では演習形式がとられ、模擬授業が中心となる。そのための教材研究が必要である。 |
授業の形式 |
模擬授業が中心となる。院生の発表,院生間での議論,教員からのコメントという流れで授業を行う。(4クラスの授業内容は同じであるが、授業形式については、授業担当者が工夫することとする) |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループによる討議が中心となる。互いの発表内容を踏まえて、積極的な議論を求めている。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
レポート(30%)、模擬授業と学習指導案(70%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
専門実習の経験を踏まえて、常に授業づくり、教材研究の視点を意識するように求めている。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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