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内容 |
1 | 「理解する」とは? ・児童生徒を「理解する」とはどういう営みであるのか、何をどのようにわかり何をすることが「理解する」ことなのか、基本的なスタンスについて考える。 |
2 | 子どもたちと現代社会 ・現代の子どもたちが生活している社会背景を、少し前の社会と比較対照しながら考える。児童生徒理解にも社会的なコンテクストの理解が不可欠であることを学ぶ。 |
3 | 子どもたちを見る視点:心理・身体・社会 ・児童生徒を理解する視点として、複眼的な視点が必要であること、その具体例として、心理的視点、身体的視点、社会的視点があること、それらは互いに深く関連し合っていることを学ぶ。 |
4 | 心理的存在としての子ども:乳幼児期 ・学齢期以前の乳幼児期の子どもたちの心理的発達課題を学ぶ。 |
5 | 心理的存在としての子ども:児童期 ・児童期の子どもたちの心理的発達課題を学ぶ。 |
6 | 心理的存在としての子ども:思春期・青年期 ・思春期・青年期の子どもたちの心理的発達課題を学ぶ。 |
7 | 身体的存在としての子ども:身体発達・病気・性 ・子どもの成長とあり方を、身体を持った存在としての視点から考え、学ぶ。 |
8 | 社会的存在としての子ども:家族関係 ・家族関係が子どもの成長とこころのあり方、社会的関係の持ち方に及ぼす影響、保護者の心理について学ぶ。 |
9 | 社会的存在としての子ども:友人関係 ・友人関係が子どもの成長と心身の健康さに及ぼす影響と、発達に応じたその変化について学ぶ。 |
10 | 社会的存在としての子ども:教師との関係 ・学校における教師との関係がこどもの成長やこころのあり方に及ぼす影響や、児童生徒と教師との望ましい関係にあり方、育み方について学ぶ。 |
11 | アセスメントの進め方 ・児童生徒理解を具体的に進めていく上で理解しておくことが必要な概念的枠組みと基本的な手順について学ぶ。 |
12 | アセスメントの諸技法 ・アセスメントのための具体的な諸技法、代表的な心理検査や発達検査について学ぶ。 |
13 | 事例演習@:小学校の事例 ・これまでの授業を踏まえて、小学校の事例を取り上げて、その事例をどのように理解するか、どのような支援のあり方を構想するか、グループを中心に議論する。 |
14 | 事例演習A:中学校の事例 ・これまでの授業を踏まえて、中学校の事例を取り上げて、その事例をどのように理解するか、どのような支援のあり方を構想するか、グループを中心に議論する。 |
15 | まとめ ・児童生徒を理解するとはどのような営みであるかを再確認し、受講生各自がその力量を高めていくためにどのようなことが必要であるかを考える。 |