科目情報
科目名 KYOKYOスタートアップセミナー 
クラス 数学 
授業の概要 " 高大接続の観点から、高等学校から大学の学びへと円滑な移行を図るため、次に示す内容などを身につけ高めることをめざします。@情報モラル、Aメンタルヘルスなど健康保持、B卒業後の職業・進路選択(教職への動機づけ)、C国際理解(留学)、D人権(性教育)、E学内の教育資源の活用、Fレポートの書き方など文章表現の技法、プレゼンテーションなど口頭発表の技法。
 また、専攻専門科目を履修していく上で必要な基礎的スキルを身につけるため、所属専攻に関連する学問分野の入門的な内容を扱います。"
 
授業の到達目標  大学での学びのナビゲーションとしてだけではなく、自ら課題を発見し解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の汎用的能力、多様な人々と協働しつつ新たな課題に向かう経験、本学の入口から出口までをつなぐキャリア支援などについて、初年次段階で必要な知識を身につける。
 
授業計画
内容
1"専攻別実施
【オリエンテーション】本授業のねらい、授業計画等についての説明
【情報モラル入門】教師を目指す本学学生が持っておくべき情報モラルについて、SNSが持つ危険性を具体的な事例を取り上げて解説する。(共通教材)"
 
2コンピューターと2進法、ASCIIコード 
3"複数専攻合同実施
【大学生活とメンタルヘルス】高校と大学とのギャップやひとり生活のスタートなど、入学後に学生がメンタル面で不安におちいりがちな要因や相談窓口について知る。(保健管理センター)
【学校ボランティアのすすめ】学校ボランティアの意義、本学ボランティアセンターの紹介、授業科目「学校ボランティア実習」の単位認定制度、学校ボランティア活動を行う上で留意すべき点などを解説する。併せて全学生のボランティア登録を行う。(実地教育運営委員会)"
 
4"専攻別実施(種苗の調達等の関係上4月下旬〜6月上旬実施)
【農場体験ツアー】環境教育実践センターの施設案内(農場での栽培概要、有機物リサイクルシステムやバイオマスの利活用システム)を行いながら、センターでの教育・研究について解説する。また、学生は実際に野菜や花の苗を育苗用の鉢に移し替えるを体験し、植え替えた苗を自宅に持ち帰り、自分で植物を育てる機会を提供する。"
 
5"専攻別実施
【教育資料館ツアー】教育資料館まなびの森ミュージアムの展示見学を中心に、師範学校以来の教材・教具・作品などを収蔵・展示する資料館の活動内容及び利用方法について説明する。また、@大学の歴史に関する説明、Aまなびの森ミュージアムの建物に関する説明、B深草地区の地域性に関する説明などを通じて、本学の個性や特性について学ぶ。"
 
6"複数専攻合同実施
【教師への道】4年後の進路を見据えて、教職に関する基礎知識(校種の特徴や仕事内容、教師に必要な資質能力、魅力ややりがいなど)について解説します。また、最近の教員採用試験の動向を知ることで、教師を目指す者への道標とします。(就職対策委員会)"
 
7"複数専攻合同実施
【図書館ツアー】本学附属図書館の概要や基本的な利用ルール、CiNiiを使用した論文の検索の基礎を説明します。OPACの使い方や、CiNiiを使用法の説明を受けながら、実際にPCで実習を行います。また、検索した図書・雑誌を探索する館内探索実習を行います。(附属図書館)"
 
8"専攻別実施
【研究と著作権】レポートを書いたりプレゼンをするとき,資料を引用したり参考にしたりするに当たって注意すべき著作権の問題を解説します。(共通教材)"
 
9"複数専攻合同実施
【性教育・性暴力】強制や無謀な性暴力の加害と被害を予防し、性暴力をなくすことを目指します。「知り合いからの性暴力」「デートDV(恋人間の暴力)」「集団による性暴力」「多様なセクシュアリティーと性暴力」「日本における若者の性暴力の実態」などについて解説します。(モラル・人権教育推進専門委員会)"
 
10"複数専攻合同実施
【グローバリゼーションと教育】グローバル化社会における教育と教員の資質についての説明、本学での留学や短期研修などのプログラムの紹介、留学を実現するための大学生活の具体的プラン、「世界の教育」などの授業や国際交流活動認定プログラムなどの紹介を行う。(国際交流委員会)"
 
11"専攻別実施
【文章表現の基礎】「他者に伝わる文章表現」をテーマに文章表現におけ基礎的な留意事項を解説します。(共通教材)"
 
12"専攻別実施
【レポート作成入門】レポート作成における一般的な基本ルールや留意事項を解説します。(共通教材)"
 
13これまでの授業で教えられた事柄に対する討論・グループディスカッション 
14第13回で行った討論の結果のプレゼン(前半学生) 
15第13回で行った討論の結果のプレゼン(後半学生) 
 
テキスト・参考書 授業の多くは、全クラス統一の「共通教材」を使用する。 
自学自習についての情報 各回の授業内容は、翌週の授業まで(その時間内を含む)に吟味し、理解できない点があれば、その場、あるいは翌週の授業開始時に質問すること。
 
授業の形式 講義・演習・実習・発表・討論  
アクティブラーニングに関する情報 必要に応じてプレゼン、グループ・ディスカッション等を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業参加の積極度、プレゼンその他など、総合的に判定する。
これは、この科目に限らず、すべての科目にいえることだが、
大学の授業は、出席することが前提とされているので、原則と
して、すべての回に出席することが求められる。
欠席は、やむを得ない事情がある場合のみとする。
また、単なる出席は授業参加の積極性とは判断しない。

「合・否」による判定。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 「授業計画」の第2回、第13回以降、および「テキスト・参考書」以降の項目が、シラバス作成担当者の著作である。
それ以外は、大学から指示されたもので、シラバス作成担当者の著作ではない(このような記述の必要性も、共通教材で学ぶ)。
 
担当講師についての情報(実務経験)