科目名 |
物理学 |
クラス |
− |
授業の概要 |
・理科(科学)の見方,考え方について,身近な物理現象の観察・実験や討論を通して学ぶ。 ・教員から一方的に教わる授業ではない。 自分で調べ,探究し,仲間と教え会いながら,主体的に学ぶ授業である。 |
授業の到達目標 |
・実験・観察や討論を通して,理科の(科学的な)見方,考え方を獲得する。 ・身近な物理現象を理解し,子どもの視点に立って,科学的に説明できる。 |
授業計画 |
身近な現象の観察・実験や,グループやクラス全体での討論をとおして,「科学的に考える」方法について学ぶ。 テーマ(予定)
回 |
内容 |
1 | オリエンテーションとウォーミングアップの課題 |
2 | 「科学的に考える」とは,なんだろう? |
3 | 科学における観察・実験の意義 |
4 | グループワーク:課題の検討 |
5 | グループワーク:発表の準備 |
6 | グループによる発表「力学@ 小学校」,ミニ講義 |
7 | グループによる発表「力学A 中学/高校」,ミニ講義 |
8 | グループによる発表「熱とエネルギー@ 小学校」,ミニ講義 |
9 | グループによる発表「熱とエネルギーA 中学/高校」,ミニ講義 |
10 | 科学とSDGs(持続可能な開発目標)について考える |
11 | グループによる発表「光と色@ 小学校」,ミニ講義 |
12 | グループによる発表「光と色A 中学/高校」,ミニ講義 |
13 | グループによる発表「電気と磁気@ 小学校」,ミニ講義 |
14 | グループによる発表「電気と磁気A 中学/高校」,ミニ講義 |
15 | まとめとふり返り |
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テキスト・参考書 |
小学校・中学校の理科の教科書や参考書など。 (必要に応じて授業で頒布する) |
自学自習についての情報 |
・毎時間ごとに,授業で学んだ内容と,前後の自分の考えの変容について振り返り,レポートにまとめる。 ・開講期間中に,グループで授業を計画,準備し,発表する。さらに,行った授業を反省し,考察して,レポートを提出する。 |
授業の形式 |
観察・実験や討論を主体としたアクティブ・ラーニング型授業 |
アクティブラーニングに関する情報 |
各授業で出される課題について,まずは自分で予想し(考え),次にグループやクラス全体で討論しながら理解を深める。また,グループで考えた授業を発表し,それについて全員で検討する。授業の最後には,学んだことや,自分自身の認識の変容について振り返る。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
・毎回の授業で課される「振り返りレポート」,およびグループ発表後の「総括レポート」の内容(50%) ・授業への参加状況,主体性等(50%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
・理科が苦手な学生や高校で物理を学んでいない学生でも理解できるような内容である。 ・受講者の状況に合わせて,内容やその順序を変更する場合がある。 ・小学校教員を目指す,理科に苦手意識をもつ学生に,特に受講を勧める。 (もちろん,他教科の中高教員や教職以外の就職を目指す学生にも,大切な視点を提供する内容であり,受講を歓迎する。) ・初回は必ず出席すること。(班編制を行う) |
担当講師についての情報(実務経験) |
高校での教職経験28年間 |