科目情報
科目名 幼児の心理と相談 
クラス − 
授業の概要 幼児理解は、幼稚園教育のあらゆる営みの基本となるものである。そこで、幼児の生活や遊びの実態に即して、幼児期にいたるまでの過程を含めて発達を解説しつつ、そこでの子どもの学びや保育者の基礎的な態度を解説する。また、その過程で生じるつまずき、その要因を把握するための原理や対応の方法も解説する。また保護者支援を念頭に置いてカウンセリングについても解説する。 
授業の到達目標 幼児理解の意義を理解している。幼児理解から発達や学びを捉える原理を理解している。 幼児理解を深めるための教師の基礎的な態度を理解している。 個と集団の関係を捉える意義や方法を理解している。 幼児のつまずきを周りの幼児との関係やその他の背景から理解している。保護者の心情と基礎的な対応の方法を理解している。幼稚園における教育相談の意義と理論を理解している。幼稚園における教育相談の意義と理論を理解している。教育相談の具体的な進め方やそのポイント、組織的な取組みや連携の必要性を理解している。 
授業計画
内容
1幼児理解と発達の理解  子どもの観察と記録の意義 
20歳児の発達 
31歳児の発達 
42歳児の発達 
53歳児の発達 
63歳児保育における幼児理解 個と集団のとらえ方 
74歳児の発達 
84歳児保育における幼児理解 個と集団のとらえ方 
95歳児の発達 
105歳児保育における幼児理解 個と集団のとらえ方 
11保育の中で見られる幼児のつまずきと理解:発達障害や不適応な行動のとらえ方と対応 
12保育の中で見られる幼児のつまずきと理解:集団保育の展開と専門機関との連携、計画の作成 
13教育相談のポイント:カウンセリングの理論 
14カウンセリングの実際 
15教育相談の展開における留意点 
 
テキスト・参考書 テキスト:西川由紀子「かかわりあって育つ子どもたち 2歳から5歳の発達と保育」(かもがわ出版) 
自学自習についての情報 授業中に指示する 
授業の形式 講義及び演習 
アクティブラーニングに関する情報 グループワークを取り入れる 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 定期試験 9割 小レポート 1割 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし 
担当講師についての情報(実務経験) 非常勤講師として授業を担当します。本務校は京都華頂大学現代家政学部です。乳幼児期の子どもの発達と保育について研究しています。