科目情報
科目名 教育心理学演習 
クラス − 
授業の概要 今年度は教育心理学に関する下記の本をテキストにして演習を行う。各自が１章を担当して、その要旨説明と、それを読んで考えたことを発表し、全員で批判的に討論する。毎回教員がコメントをするとともに、資料の配付やビデオの視聴も行う。 
授業の到達目標 子どもの教育と発達に関する専門書を使って演習を行い、現実や教育的実践と心理学研究との関係性について深める。 
授業計画
回 内容
1オリエンテーションおよび章の分担の決定。レジュメの作成の仕方，発表の仕方につて解説する。 
2１章　生徒の生活・世界、教師の生活・世界（１）　学校と社会の現状　担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント 
3１章　生徒の生活・世界、教師の生活・世界（２）　生徒の生活、教師の生活　担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
4２章　発達（１）　発達とは何か、発達と教育との関わり　担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
5２章　発達（２）　発達のプロセス、障害のある生徒の発達　担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
6３章　学習（１）　学習の基礎過程、教科の学習　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
7３章　学習（２）　学習と動機づけ、学力形成　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
8４章　教育指導（１）　学習指導、授業づくり　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
9４章　教育指導（２）　授業づくり（続き）、総合学習　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
10４章　教育指導（３）　道徳、障害のある生徒の発達　担当者の口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
11５章　教育評価（１）　教育評価とは、授業における評価　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
12５章　教育評価（２）　進路指導（キャリア教育）と評価、学校評価と教員評価　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
13６章　生徒指導（１）　生徒指導、学級づくり、生徒理解の原理と方法、心理アセスメント　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
14６章　生徒指導（２）　問題行動、キャリア教育、障害のある子どもへの生徒指導　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。 
15７章　教師として生きる　教師になるための学び、教師の悩みと成長、教師集団の中での教師の成長、学校づくりの課題　担当者による口頭発表とそれに対する教員のコメント。
全体のまとめ−教員による解説 
 
テキスト・参考書 心理科学研究会（編）　『中学・高校教師になるための教育心理学（第４版）』　有斐閣　2020年  
自学自習についての情報 自分の担当の章だけでなく、他の章についても事前学習を必ず行って下さい。このことで、理解の促進と積極的な討論に参加することができるようになります。 
授業の形式 毎回グループで相談してレジュメを作って発表し、その後、質問・討論する。口頭発表者は、自分なりの意見や問いかけを行い、考察を促すように努めて欲しい。 
アクティブラーニングに関する情報 報告者の発表内容について，授業参加者全員で討論する場をもつ。報告者は，指定文献以外に関係する文献を読んでおき，レジュメ等に記載すること。
授業担当者も関連する資料を適宜配布する。 
評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 授業への参加状況、プレゼンテーションと論述のまとめ、レポートによる総合的評価を行う。 
その他（授業アンケートへのコメント含む） 学生の皆さんが主体となり、わかりやすくプレゼンしてもらうよう、指導と支援に留意する。使用する教科書のタイトルに「中学・高校教師になるための」という記述があるが、内容は児童期から青年期までの発達や学習について論じている。学習誌お堂要領の改訂や教育施策の最新動向を反映させた教科書であり、小中連携教育や中学校・高校の教員免許取得を希望する学生の皆さんにとっても有益な示唆を与えてくれる。
演習であるので欠席しないこと。メンバーの報告に対しても、積極的に意見を言って欲しい。 
担当講師についての情報（実務経験）