科目情報
科目名 教育統計学演習II 
クラス − 
授業の概要 教育学,心理学において統計分析を用いて客観的に検討を行う重要性がさらに高まっている。
ここでは,教育統計学演習Tで学習した内容を踏まえ、教育・心理統計学の基礎についての概説を行う。 
授業の到達目標 1.心理学や教育学の研究に際して必要な教育統計学の基礎的知識について理解することができる。
2.統計ソフトを用いて,授業内で学んだ分析を実行することができる。
3.他者と協力して教育統計学に関する意見をまとめ,主体的にグループ発表を行うことができる。 
授業計画
内容
1前年度の学習内容の復習(検定の考え方,尺度水準,t検定) 
21要因分散分析(1)対応のない場合 
31要因分散分析(2)対応のある場合 
42要因分散分析(1)主効果と交互作用 
52要因分散分析(2)単純主効果の検定 
62要因分散分析(3)1要因に対応がなく,1要因に対応がある場合 
7相関分析(相関係数とは,無相関検定,偏相関,順位相関係数) 
8中間試験および解説 
9ノンパラメトリック法(χ2乗検定,U検定) 
10多変量解析の基礎(1)因子分析 
11多変量解析の基礎(2)重回帰分析 
12多変量解析の基礎(3)クラスター分析 
13グループ活動(1)グループ決め,議論,発表準備 
14グループ活動(2)議論,発表準備 
15グループ活動(3)発表,相互評価 
 
テキスト・参考書 授業時に,毎回レジュメを配布する。
参考書は必要に応じて,授業中に紹介する。 
自学自習についての情報 授業中に参考書を紹介するので,それぞれの授業のトピックに対して予習を行うこと。
授業のレジュメおよび参考書を用いて,授業後に復習を行うこと。
無料の統計ソフト「R」やエクセルなどを用いて実際に分析を行うことでより理解が深まる。 
授業の形式 テキストを中心とした講義形式に加えて,パソコンを使用した実習も行う。
授業後半には,小グループでの活動を取り入れる。 
アクティブラーニングに関する情報 自宅での予習,復習を行うこと。
授業内で,統計ソフトを用いた実習も行う。
授業の後半ではグループ活動を行う。発表準備に向けて,授業外でのグループ活動なども必要になる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業での取り組み(30%),中間試験(30%),グループ発表(30%),課題レポート(10%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)