科目情報
科目名 国文法論 
クラス − 
授業の概要 国語(日本語)の文法について学ぶ。 
授業の到達目標 小・中・高の国語の授業で必要となる国文法に関する知識を理解し、説明できるようになる。 
授業計画
内容
1品詞:「問題の日本語」と「問題な日本語」 
2活用:「書かない」と「書こう」 
3文の組み立て:「私が好き」と「私が好き」 
4格助詞:「ここに泊まる」?「ここで泊まる」 
5副助詞:「私は中俣です」?「私が中俣です」 
6接続助詞:「太郎が入ってから次郎が出た」と「太郎が入ったから次郎が出た」 
7連用修飾と連体修飾:「携帯電話を落とした学生」と「携帯電話を落とした中俣」 
8受身と使役:「中俣に壊される」と「中俣に来られる」 
9文と時間の関係:「動いている」と「止まっている」 
10認識:「おいしそうだ」と「おいしいそうだ」 
11文の種類:「やってもいいです」と「やってもいいですか」 
12補助動詞:「先生が来てくれる」と「先生に来てもらう」 
13敬語:「お読みになる」と「お読みする」 
14文と文の繋がり:「明日はテストだ。だから〜」と「明日はテストだ。そこで〜」 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:
山田敏弘『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお出版
※全員購入すること。 
自学自習についての情報 授業は、教科書の内容を批判的に読み、議論を深めることを行う。よって、教科書の本文は授業開始前に目を通しておくことを前提とする。その上で、疑問点をあらかじめ整理して授業に臨むこと。 
授業の形式 講義形式 
アクティブラーニングに関する情報 基本は講義形式ですが、授業中のや課題として、様々な例文を考えて発表してもらいます。
また、グループで例文や意味の違いを話し合う時間を必ず設けます 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 試験による。また、課題の提出状況も加味する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 原則として国語学概説を受講済みであること。 
担当講師についての情報(実務経験) 留学生に対する日本語教育の経験あり。その観点から日本語を分析することも行います。