科目名 |
英語学概説II |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業のテーマは、英語の「発音」と「歴史」である。形式と意味の対応関係に注目し、音声言語としての英語にいかなるルールがあるのか、英語の発音についての理論を学ぶ。また、インド=ヨーロッパ語族の一員としての英語が独自の発音体系を持つようになった経緯を英語史の視点から取り上げ、さらに外面史、文法、語彙の面から、いかに今の英語の姿になったのかを時代にそって概観する。 |
授業の到達目標 |
中学校及び高等学校における外国語科の授業に資する英語学的知見を身に付け、英語の音声の仕組みについて理解することができる。 英語の歴史的変遷及び国際共通語としての現代英語の諸相について理解することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション「世界の中の英語の位置付け」 |
2 | 音声器官と音の分類 |
3 | 母音の分類 |
4 | 子音の分類 |
5 | 音の連続 |
6 | アクセント |
7 | イントネーション |
8 | 音素/綴り字と発音 |
9 | 世界語としての英語 |
10 | 古英語期〜外面史 |
11 | 古英語期〜内面史(文法・語彙・発音等) |
12 | 中英語期〜外面史 |
13 | 中英語期〜内面史(文法・語彙・発音等) |
14 | 近代英語期 |
15 | 現代英語期/総括 |
|
テキスト・参考書 |
テキスト: 竹林滋・斎藤弘子著『新装版英語音声学入門 CD付』(大修館書店) 中尾俊夫・寺島廸子著『図説英語史入門』(大修館書店) |
自学自習についての情報 |
CDが付属しているので、学習した範囲の音声は繰り返し音読して練習しておくこと。 |
授業の形式 |
基本的に演習形式。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループ・プレゼンテーション、グループワークを適宜、実施する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
学期末試験の成績(50%)、グループによる口頭発表(20%)、授業への貢献度(30%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項なし |
担当講師についての情報(実務経験) |
|