科目名 |
英語文学基礎講読I |
クラス |
− |
授業の概要 |
この授業では、現代英国作家7名の短編集から比較的読みやすい3編を取りあげる。各編それぞれに独自の特色があり多様性を味わえる。良質な英文を英英辞典を駆使して丁寧に読み、物語への理解を深めたい。英語の正確な読み取りだけでなく、文学作品を批評的・分析的に読む訓練を行うことを授業の目的としている。 |
授業の到達目標 |
1)英文の構造や意味を正しく理解できている。 2)物語の世界を背景を思い描き、話の流れ、人物造形、心理などについて洞察できる。 3)語り、視点、象徴、比喩、などの小説手法を理解している。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス(授業の進め方、予習の方法、取り上げる作家および作品について説明) Frank O'Conner, "My Oedipus Complex1: 物語の背景 |
2 | ditto 2: 視点 |
3 | ditto 3: 人物造形 |
4 | ditto 4: ストーリー |
5 | ditto 5: タイトルの意味 |
6 | 中間テストと振り返り |
7 | Graham Greene, Across the Bridge 1: 物語の背景 |
8 | ditto 2: 象徴・比喩 |
9 | ditto 3: 心理描写 |
10 | ditto 4: サスペンス |
11 | ditto 5: 結末 |
12 | Evelyn Waugh, Mr Loveday's Little Outing 1:人間関係 |
13 | ditto 2:アイロニー |
14 | ditto 3: 視点 |
15 | ditto 4: 不条理 |
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テキスト・参考書 |
テキスト Contemporary British Masterpieces (『現代イギリス短編集』金星堂) |
自学自習についての情報 |
英英辞典を使って予習してくること。 |
授業の形式 |
演習形式(指名された学生は原文を音読し、内容に関する質問に答える)+講義(内容把握・英語表現について解説する) |
アクティブラーニングに関する情報 |
授業中に提示された論点について、グループ・ディスカッションを行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
試験および課題の結果(80%)、授業への参加度(予習の有無、20%)によって評価する。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
遅刻3回は欠席1回とみなします。正当な理由のない欠席は総点から減点します。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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