科目情報
科目名 英文学史B 
クラス − 
授業の概要 本授業ではイギリス文学の歴史を学ぶ。イギリス文学史は、英米文学を研究するための基礎知識であるとともに、英語学や英語教育を研究する上でも重要な教養となる。
このクラスでは、イギリス近代市民社会の誕生とともに発展を遂げた小説の誕生から発展、ロマン主義と啓蒙思想を経てヴィクトリア朝の文学と文化、そして20世紀のモダニズムから現代の作家までを扱う。主要な作家や作品が、どのような歴史的・文化的文脈の中で生まれてきたのかを理解し、英語文化についての理解も深める。
授業の中では主要な作品について原文を読むが、それと並行して渡されたリストの中から、主体的に読書する。 
授業の到達目標 イギリス文学の主要作家や作品についての理解を深め、時代区分やジャンルを知る。
どのような歴史的・社会的流れの中で、文学が生み出されてきたのかについて理解を深める。
文学用語を理解し、文学作品を通して、幅広い歴史的関心を持つことを目指す。
 
授業計画
内容
1introduction−英語の歴史とイギリス文学 
2近代社会と小説の誕生 
3小説の発展:笑いから恐怖まで 
4ロマン主義の誕生:自然と人間主義 
5ロマン主義の発展:ロマン派第二世代 
6小説の黄金期 
7ヴィクトリア朝の文学 
8review 
9ヴィクトリア朝の大衆文化:演劇を中心に 
10散文と詩の世界 
11ヴィクトリア朝の終焉と世界大戦 
12モダニズムの時代 
13「意識の流れ」と文学 
14現代の文学 
15ディスカッションとまとめ 
 
テキスト・参考書 清宮倫子、清宮協子著『よくわかるイギリスの文学』(南雲堂)9784523177098 
自学自習についての情報 授業内で指示する 
授業の形式 講義と演習 
アクティブラーニングに関する情報 受講生が独自で興味を持った作品を読み、リサーチを深める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業内での小テスト 30%
課題レポート 20%
期末試験 50%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業の進め方について、初回授業で説明するので、必ず出席すること。作品の英語は難解ではあるが、日本語の助けを借りながら、しっかり読みこむこと。授業の1/3以上の欠席があると単位を認めない。 
担当講師についての情報(実務経験)