| 科目名 |
指揮法II |
| クラス |
－ |
| 授業の概要 |
基本的な指揮の動作、図形、姿勢を身につける。特に両手のそれぞれの役割と可能性について考察する。基本動作の習得時には簡易な楽曲を教材として用い、展開する際には、中学高校の教科書等で使用する楽曲を中心に取り上げ、教育現場で実際に役立つ指揮法を学ぶ。次の段階では、さらに高度な指揮技術の習得を目指し、交響曲・管弦楽作品等の指揮にも挑戦する。 |
| 授業の到達目標 |
まず、簡易な楽曲を題材に、指揮の基本動作および、開始、終止の方法を学ぶ。次に実際の教育現場で教材とされる音楽等を題材とし、その指導状況をシミュレートし、指揮の実践の中から、広範囲にわたる指揮法を身につける。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション |
| 2 | 基本動作１ 斉藤指揮法 間接運動「打法（叩き）」のスキルアップ |
| 3 | 基本動作２ 斉藤指揮法 間接運動「しゃくい、平均運動」のスキルアップ |
| 4 | 基本動作３ 斉藤指揮法 直接運動「瞬間運動、跳ね上げ、引っ掛け、先入法」のスキルアップ |
| 5 | 基本動作４ 斉藤指揮法 練習課題３および４の学習 |
| 6 | 合唱作品の指揮１ 合唱曲１（日本語の歌詞） 合唱曲２（外国語の歌詞） |
| 7 | 合唱作品の指揮２ 合唱曲３（日本語の歌詞） 合唱曲４（外国語の歌詞） |
| 8 | 合唱作品の指揮３ 合唱曲５（日本語の歌詞） |
| 9 | 合唱作品の指揮４ 合唱曲６（外国語の歌詞） |
| 10 | 合唱作品の指揮５ 合唱曲６曲の復習 |
| 11 | 管弦楽作品等の指揮１ 古典派の交響曲 第１楽章のアナリーゼ |
| 12 | 管弦楽作品等の指揮２ 古典派の交響曲 第１楽章のスコアリーディング |
| 13 | リハーサルおよびステージマナーについて |
| 14 | 指揮実技の個別発表 |
| 15 | 学習内容の振り返りと確認 |
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| テキスト・参考書 |
使用する楽譜および参考書は授業で提示する。 |
| 自学自習についての情報 |
準備学習としては、
①図形などは気にせず、耳にする様々な音楽の拍子を手や指で刻んでみる。
②手元に何かの楽譜があれば、声に出して読んでみる。
③身近に指揮をする人がいたり、映像等を見る機会があれば、どのような動きをして音楽を創りだしているか観察する。
の３点を、推薦する。 |
| 授業の形式 |
講義と演習（一人ずつピアニスト、合唱を相手に指揮する） |
| アクティブラーニングに関する情報 |
グループワークや模擬授業を行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
演習と発表時の指揮により総合的に評価する。基礎的な技術の理解習得に加え、その音楽性も重視する。 |
| その他（授業アンケートへのコメント含む） |
演習が中心となるため、遅刻や欠席に注意。
各自で指揮棒を用意しておくこと。指揮棒は350mm～400mm位の長さで必ず木製のものを選ぶこと。
推薦するものはムラマツ製の350mm、または400mmのモデル。 |
| 担当講師についての情報（実務経験） |
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