科目情報
科目名 鍵盤楽器演習IV 
クラス a 
授業の概要 さまざまな様式のピアノ作品について、その演奏法を学習し、特徴を把握する。 
授業の到達目標 各時代ごとの様式を理解し、さまざまな音楽を表現できるようにする。 
授業計画 1.鍵盤楽器演習1〜3を通して学んだことを振り返り、様々な課題に取り組む。
2.作曲家や作品に対する理解を深める。
3.楽譜を正確に読み取る。
4.技術的な困難を解決する。
5.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
6.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。

内容
1オリエンテーション 
2バロック時代の作品
J.S.バッハ 平均率クラヴィーア曲集第1巻より 第2番 BWV847 プレリュード
 
3バロック時代の作品
J.S.バッハ 平均率クラヴィーア曲集第1巻より 第2番 BWV847 フーガ 
4古典派の作品
L.v.Beethoven ロンド c-dur Op.51Nr.1 
5古典派の作品
L.v.Beethoven 変奏曲ハ短調 WoO 80 
6ロマン派の作品
C.M.v.ウェーバー 華麗なロンド Op.62 
7ロマン派の作品
F.メンデルスゾーン 厳格なる変奏曲 Op.54 
8ロマン派の作品
F.ショパン 2つのノクターン Op.27 
9ロマン派の作品
F.ショパン 3つのマズルカ Op.59 
10ロマン派の作品
F.リスト 愛の夢第3番 
11ロマン派の作品
J.ブラームス 6つの小品 Op.118 
12近・現代の作品
C.ドビュッシー 《ピアノのために》より前奏曲 
13近・現代の作品
C.ドビュッシー 《喜びの島》 
14近・現代の作品
B.バルトーク 《ピアノ組曲》Op.14 
15総括 
 
テキスト・参考書 楽譜の指定は特にしないが、各曲とも可能な限り原典版が望ましい。 
自学自習についての情報 本授業において、自習は非常に重要である。練習方法等についての質問は随時受けつける。
 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 基本的には個人実技の分野ではあるが、自身の演奏を録音するなど、第三者的に判断する能力を身につけられると良い。
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への主体的な取り組み40%
実技の目標到達度60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 選曲については、受講生の希望により授業計画以外の作品を使用する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴30年以上の教員が、その演奏経験に基づき指導する。