科目情報
科目名 幼児教育学特別演習 
クラス − 
授業の概要 幼児教育学と保育実践に関する文献・論文を批判的に読むことを通して、(1)保育の質の向上に必要な条件 (2)保育の質の向上に資する具体的方策 について、発表・討議を行う。授業内容は受講生のニーズも取り入れるので、下記の授業計画は予定であり、変更する可能性もある。オリエンテーション時に協議して決定する。 
授業の到達目標 現代の保育にまつわる諸課題を知り、保育の質について構造的に理解することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 幼児教育への世界的関心 
2保育の質をめぐる現代の諸問題 
3国内における幼小接続の研究動向 
4海外における幼小接続の研究動向 
5幼小接続期のカリキュラム 
6幼小接続期の育ち・学びを捉える手法 
7国内における幼児教育の質に関する研究動向 
8海外における幼児教育の質に関する研究動向 
9保育の質評価スケール 
10保育者の専門性開発 
11現代的教育課題と幼児教育:社会情動的スキル 
12現代的教育課題と幼児教育:子育ての支援 
13現代的教育課題と幼児教育:幼児教育の推進体制 
14幼保の問題を超えるために 
15今後の幼児教育と質の向上 
 
テキスト・参考書 英語論文を含む文献をテキストとしてオリエンテーション時に提示するが、履修希望者は早めに問い合わせること。 
自学自習についての情報 文献を必ず精読の上、出席すること。また、発表時には必ずレジュメを用意し、論点を明確にして臨むこと。その際、関連文献も参照することが望ましい。 
授業の形式 発表・討論を中心とした演習方式 
アクティブラーニングに関する情報 発表・討議が中心となる 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表内容40%、討議参加内容30%、最終レポート30% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) できる限り受講生の修士論文のテーマに関連する文献を選択する 
担当講師についての情報(実務経験) 特別支援学校幼稚部での経験を生かし、保育者の視点と研究者の視点から評価と質について論じる。