| 科目名 |
教育課程論特別演習 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
学校における教育課程のあり方を考えるうえで一つのキーワードとなっているリテラシー概念に着目する。もともと読み書き能力を意味したリテラシーという言葉は、その後の展開のなかで、さまざまな意味を含みもつようになってきている。本授業では、とりわけ、OECD(経済協力開発機構)による国際比較調査PISAで用いられるリテラシー概念の特徴について考察する。 |
| 授業の到達目標 |
学校の教育課程編成に影響を与えるリテラシー概念の特徴について理解を深める。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション |
| 2 | 教育課程改革の政策動向@リテラシーとコンピテンシー |
| 3 | 教育課程改革の政策動向A資質・能力 |
| 4 | OECDとPISA |
| 5 | 国際比較調査PISAの概要 |
| 6 | 読解力の特徴 |
| 7 | 読解力の調査結果 |
| 8 | 数学的リテラシーの特徴 |
| 9 | 数学的リテラシーの調査結果 |
| 10 | 科学的リテラシーの特徴 |
| 11 | 科学的リテラシーの調査結果 |
| 12 | 学習の背景に関する調査 |
| 13 | PISAの動向 |
| 14 | PISAのリテラシー概念をめぐる議論の展開 |
| 15 | まとめ |
|
| テキスト・参考書 |
【テキスト】国立教育政策研究所編『生きるための知識と技能7』明石書店、2019年。 【参考書】授業のなかで紹介する。 |
| 自学自習についての情報 |
授業のなかで紹介する文献をもとに、理解をさらに深めてほしい。 |
| 授業の形式 |
講義、発表とディスカッション |
| アクティブラーニングに関する情報 |
文献の読解やディスカッションなどを通して、各自の見解を問いなおし、深める機会をつくりたい。 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
発表(30%)、期末レポート(70%) |
| その他(授業アンケートへのコメント含む) |
|
| 担当講師についての情報(実務経験) |
|