科目情報
科目名 社会科教育教科内容論VII 
クラス − 
授業の概要 学校現場に関わる法律問題と、時事問題という身近な話題を通して、教育現場で必要な法的知識の習得を目指す。
【前半】学校現場に関わる法律問題について指定されたテキスト等を活用して調べ、報告する。
【後半】参加者が希望するテーマに沿って、法律に関係する時事問題をまとめ、報告する。
後半で扱う題材は、法律に関係する時事問題であれば、参加者の興味・関心に応じて自由に設定して良い。
例)ブラック企業と法、環境問題訴訟、表現の自由とテロ、SNSへの投稿と法律トラブル 等  
授業の到達目標 ・裁判制度、法制度の基本的な知識を身につける。
・世の中の様々なニュース・紛争と、法律がどう関係しているかを理解する。
・最新の法律問題について、自分の意見を持ち、法的視点から考える力を養う。
 
授業計画 前半は「教育と法」、後半は「時事問題と法」というテーマで参加者が順番に報告を行う。
各テーマについては、参加者の人数及びそれぞれの希望に応じて初回ガイダンスで決定するため、以下の内容は例である。
内容
1ガイダンス 
2判決文、法学関連文献の調べ方、報告の方法 
3教育と法@いじめ裁判  
4教育と法A体罰裁判 
5教育と法B学校事故  
6教育と法C校則裁判 
7教育と法D学校と思想・良心の自由 
8教育と法E外国人の教育を受ける権利 
9教育と法F学校とインターネット 
10時事問題と法@環境問題訴訟  
11時事問題と法ASNSへの投稿と法律トラブル 
12時事問題と法Bブラック企業と法 
13時事問題と法C万引き犯の顔写真公開の問題点         
14時事問題と法D裁判員制度 
15時事問題と法E表現の自由とテロ  
 
テキスト・参考書 適時、授業の中で紹介する。 
自学自習についての情報 報告者は予め選んだテーマについて60〜70分程度の報告ができるよう準備をすること。
【前半】「教育と法」では、担当教員から主要な参考文献を提示するが、参加者も自ら図書館や法律データベース等で資料収集を行い、テキストの要約ではなく、内容を補足することが求められる。
【後半】「時事問題と法」では、テーマに応じて自ら図書館等で資料収集を行うこと。インターネット等の情報の活用も積極的に行ってほしい。
十分な下調べとまとめを行い、充実した報告をしてもらうため、遅くとも2週間前から準備を行うことが求められる。
 
授業の形式 演習形式で行う。
参加者の人数により、一人あたり担当する報告回数が変わる場合がある。
 
アクティブラーニングに関する情報 この授業は、参加者が主体的に報告を行って進めるものである。
また報告者以外の参加者も、積極的にディスカッションに加わることが求められる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業の参加状況、担当した報告の内容により総合的に評価する。  
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)