科目名 |
解析学特論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
一次分数変換の不連続群と不連続群を用いた Riemann 面の一意化に関しての基礎的事項を講義する。 |
授業の到達目標 |
一次分数変換の不連続群の諸性質と不連続群を用いた Riemann 面の一意化に関しての基礎的な概念が理解できるようになる。 |
授業計画 |
下記の内容について受講者の知識や理解度を考慮した上で講義する。
回 |
内容 |
1 | 予備知識の確認 |
2 | 位相空間 |
3 | 展開図と被覆面 |
4 | 被覆面の定義 |
5 | 被覆面の例 |
6 | 被覆面の性質 |
7 | 一次分数変換の定義と基本的性質 |
8 | 一次分数変換と非ユークリッド幾何 |
9 | 不連続群の定義 |
10 | 不連続群の例 |
11 | 不連続群の性質 |
12 | 不連続群と被覆面 |
13 | Riemann 面の一意化 |
14 | 保系形式の定義 |
15 | 保型形式の性質 |
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テキスト・参考書 |
テキストは使用しない。参考書については、授業時に適宜紹介するとともに、必要に応じてプリントを配布する。 |
自学自習についての情報 |
前回の授業について復習を行い、疑問点等を整理して次の授業に臨むこと。 |
授業の形式 |
講義 |
アクティブラーニングに関する情報 |
本講義の内容と学校教育における算数・数学との関係については説明するので、本講義の内容を参考にした教材作成について受講者各自が考察し、発表をする機会を設けたい。。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
講義内容の理解を深めるための問題をレポートとして課す。このレポートにより評価をする。期末試験は行わない。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
受講者の知識や理解度を考慮した上で講義を進める。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当者は函数論を専門とする研究者であり実務経験はないが、高等学校教員・他大学教員・高等専門学校教員らとグループを組み、高大連携数学教材の開発研究を行なっている。 |