科目情報
科目名 理科教育特別演習I 
クラス − 
授業の概要 本講義では、論文の書き方をまず指導を、どのように書けばよいのかについて講義します。 次に、子ども達の考え方に関する文献研究、調査研究、研究の進め方等についての討論を通して、子ども達の科学概念の構築をより促す理科授業のあり方について考察する能力を高めることを目的とします。そして、その際に必要な統計的手法が行えるように指導します。 
授業の到達目標 ・論文を書く際の注意点について説明することができる。
・現状の理科授業に対して、どのような改善をすれば子ども達の理解が深まるのかについての授業構成について、他者にうまく説明することができる。
・実際考案した授業を実践し、子ども達の科学概念の構築を促すことができる。
・研究に必要な統計的手法を見極め、適切な統計的な処理を行うことができる。
 
授業計画 第1回 理科教育の課題
第2回 理科教育の研究の在り方
第3回 理科教育の研究推進の方法
第4回  論文の執筆の手法(1) 結果と考察
第5回  論文の執筆の手法(2)表、図
第6回  論文の執筆の手法(3)イントロダクション
第7回  調査研究の仕方(1)比較研究
第8回  調査研究の仕方(2)検定の種類
第9回  調査研究の仕方(3)意識調査
第10回  教育統計の処理(1)一般的な統計
第11回  教育統計の処理(1)特殊な統計
第12回 改善した自分の構想した授業の説明と議論(1)
第13回 改善した自分の構想した授業の説明と議論(2)
第14回  改善した自分の構想した授業の説明と議論(3)
第15回 まとめ 

 
テキスト・参考書 教科書
・外山滋比古:思考の整理学,ちくま文庫,筑摩書房
・上田正仁:東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方,PHP研究所
参考書
・酒井聡樹:これから論文を書く若者のために,共立出版 
自学自習についての情報 テストが最終日にありますので、集中講義は短期間のため毎日の復習をしっかりと行ってください。 
授業の形式 講義、及びディスカッション 
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッションや自分の研究、及び参考論文についての紹介し、議論をする。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 課題提出40%、発表30%、試験30%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)