科目情報
科目名 授業における評価の実践と課題 
クラス − 
授業の概要 「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tの学びを踏まえ、自身の実践上の課題について、模擬授業により課題解決の方策を探る。
自身の実践上の課題を踏まえた上で授業参観を行う。「専門実習T」での学びを生かし、「単元を通した授業の指導計画と教材開発」を行い、そのうえで「学習指導案」を作成し「模擬授業」を実施する。「模擬授業」は受講生全員が行い、最後に「授業改善」についてグループワーク・全体討論などを行い自身の教科指導力の高度化を図る。
 
授業の到達目標 (1)自身の実践上の課題を整理したうえで、自身の授業について理論的に分析できる。
(2)単元を通した授業計画づくりおよび教材開発と学習指導案づくりを行ったうえで模擬授業を行い、省察を行うことができる。また、理論に基づいた授業改善案を作成することができる。
 
授業計画
内容
1講座の概要説明
 本講座の概要を説明する。自身の授業実践上の課題や校内での授業改善の課題を出し合い、演習の課題を明確にしていく。なお、自学自習のための参考書などの提示も行う。
 
2専門実習Tの振り返り1:プレゼン7分・グループ討議8分 
 校種・教科などにより3グループに編成し受講生全員が専門実習Tでの授業を振り返り、プレゼン形式で発表をおこなう。
 ここでは、自身がおこなった授業づくり(授業設計)に関して、教材開発・教材研究の方法など具体的に説明する。その後、グループにより意見交換をおこない、課題を明確にするとともに、授業の改善の方法などを討議する。
 
3専門実習Tの振り返り2:プレゼン7分・グループ討議8分 
 校種・教科などにより3グループに編成し受講生全員が専門実習Tでの授業を振り返り、プレゼン形式で発表をおこなう。
 ここでは、自身がおこなった授業づくり(授業設計)に関して、教材開発・教材研究の方法など具体的に説明する。その後、グループにより意見交換をおこない、課題を明確にするとともに、授業の改善の方法などを討議する。
 
4「模擬授業」1:3回 一人20分
  「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tの学びを踏まえ、教科の特徴と授業のねらいを生かし、専門実習で自身が行った授業に改善を加えた指導案を用い模擬授業を行う。模擬授業担当者を中心に全員でさらなる授業改善に向けた方策や有効性について検討する。
 
5「模擬授業」2:3回 一人20分
  「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tの学びを踏まえ、教科の特徴と授業のねらいを生かし、専門実習で自身が行った授業に改善を加えた指導案を用い模擬授業を行う。模擬授業担当者を中心に全員でさらなる授業改善に向けた方策や有効性について検討する。
 
6「模擬授業」3:3回 一人20分
  「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tの学びを踏まえ、教科の特徴と授業のねらいを生かし、専門実習で自身が行った授業に改善を加えた指導案を用い模擬授業を行う。模擬授業担当者を中心に全員でさらなる授業改善に向けた方策や有効性について検討する。
 
7単元を通しての指導案づくり1:新しい指導案の提案と検討
 「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tでの学びに加え「模擬授業」での課題を踏まえ、教科の特徴や狙いを明確にし、単元を通した授業計画及び教材開発を行ったうえで、新しい学習指導案を提案しグループで検討する。次時での模擬授業に向けて全員で授業改善に向けた方策や有効性について検討する。
 
8単元を通しての指導案づくり2:新しい指導案の提案と検討
 「教科指導の理論と課題」・「教科指導実践演習」および「教職専門実習Tでの学びに加え「模擬授業」での課題を踏まえ、教科の特徴や狙いを明確にし、単元を通した授業計画及び教材開発を行ったうえで、新しい学習指導案を提案しグループで検討する。次時での模擬授業に向けて全員で授業改善に向けた方策や有効性について検討する。
 
9「模擬授業」1: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
10「模擬授業」2: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
11「模擬授業」1: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
12「模擬授業」3: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
13「模擬授業」4: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
14 「模擬授業」5: 6回 一人30分
  前時までの学びをふまえ、単元を通した授業計画のもとで、1時間を取り出し、教科の目標・特徴及び単元・本時の狙い(目標)が明確となっている学習指導案を提示し模擬授業を行う。その際、教師と児童・生徒、児童・生徒同士のコミュニケーションを大切にする展開を考える。また、評価についても考察する。
 
15演習のまとめ:代表模擬授業・まとめ
 代表模擬授業を行った後、教科のねらいや特徴を踏まえ、児童・生徒の学びを重視した授業改善について、総括討論を行う。自身の授業改善の課題についてその改善案を作成する。最後に、本講座のまとめを行う。
 
 
テキスト・参考書 受講生の設定する課題に応じて指導教員が提示する。 
自学自習についての情報 専門実習Tで実施した授業を踏まえて、各自の課題を明確にし、改善点を克服するための自学自習が必要となる。
講座では演習形式がとられ、模擬授業が中心となる。そのための教材研究が必要である。 
授業の形式 模擬授業が中心となる。院生の発表,院生間での議論,教員からのコメントという流れで授業を行う。(4クラスの授業内容は同じであるが、授業形式については、授業担当者が工夫することとする) 
アクティブラーニングに関する情報  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) レポート(30%)、模擬授業と学習指導案(70%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験)