科目名 |
宿泊野外活動演習II |
クラス |
b |
授業の概要 |
京都府立るり渓少年自然の家「グリーンパルるり渓」(京都府南丹市園部町)が実施する「ふれあい宿泊学習」に学生スタッフとして参加し、不登校傾向の小学3年生から高校生とともにキャンプ生活を行い、子どもたちと直接ふれあう中で不登校問題への理解を深め、不登校児童生徒の自立に向けた取り組み、関わり方について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1.共同生活を通して子どもたちと本当に深いつながりを持ち、教職に就くことのへの意識を高める。 2.学校とは違った場所で様々な子どもたちと接することで幅広い指導力を身につける。 3.子どもたちとのキャンプ活動を通じて、教職に就いてから役立つ野外活動の知識や技能を身につける。 |
授業計画 |
以下の内容で実施する。 スタッフ研修会(1泊2日)【7月中旬】 親子説明会(1泊2日)【7月中旬】 ふれあい宿泊学習(7泊8日)【8月中旬〜下旬】 全日程の参加が履修要件となる。上記日程の他、大学でも事前教育を行う。 今年度の日程は履修登録説明会で連絡する。 なお、下記の内容は天候その他の事由で変更する場合がある。
回 |
内容 |
1 | 履修登録説明会(於:大学)〔講義〕「ふれあい宿泊学習の概要について」 |
2 | スタッフ研修会−キャンプの概要、不登校児の基本的理解と対応方法の理解 |
3 | スタッフ研修会−支援者の立場と役割について |
4 | 親子説明会−キャンプの概要、活動・食事計画について |
5 | 親子説明会−グループ活動について |
6 | ふれあい宿泊学習−結団行事、出会いの集い |
7 | ふれあい宿泊学習−基本的野外生活技術の指導 |
8 | ふれあい宿泊学習−野外炊事の指導 |
9 | ふれあい宿泊学習−自然体験プログラムの指導 |
10 | ふれあい宿泊学習−登山(ハイキング)などの指導 |
11 | ふれあい宿泊学習−グループ活動の指導 |
12 | ふれあい宿泊学習−夜の活動における指導(キャンプファイヤーなど) |
13 | ふれあい宿泊学習−教育キャンプ指導のふりかえり(毎日のふりかえりを含む) |
14 | ふれあい宿泊学習−教育キャンプ事後行事の参加 |
15 | ふれあい宿泊学習−総合的なまとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト:実習ノート、その他は必要に応じて配付します。 参考書:冒険図鑑−野外で生活するために−(福音館書店)、自然図鑑−動物・植物を知るために−(福音館書店) |
自学自習についての情報 |
履修登録説明会及びスタッフ研修会で配付された冊子を熟読しキャンプに臨むこと。 |
授業の形式 |
講義、実習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
キャンプ参加者、スタッフとの相互作用で進める演習である。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
実習記録の内容及び京都府立るり渓少年自然の家からの報告等を勘案して評価する。 「合・否」による判定。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
履修登録説明会を4月上旬に実施するので、履修希望者は必ず出席すること。 説明会の日程は3月下旬〜4月上旬に掲示により通知する。 宿泊料、食費、資料代等は自己負担とし、例年2万円程度。活動場所までの往復の交通費も自己負担となる。 自然事象等の事情により、キャンプの期間や内容が変更されることがある。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
京都府立るい渓少年自然の家の教職員の子どもたちへの指導へふれることで、野外活動の知識や技能のみならず、教職に必要な実技的指導力の基礎を体験的に身に付ける。 |