科目情報
科目名 特別活動の指導法 
クラス ｂ 
授業の概要 １，学校教育における特別活動の意義を理解し、講義・グループワークを通して自主的集団的活動のあり方について意見交流する。
２，小学校・中学校・高等学校における学級活動、児童会・生徒会活動、学校行事の具体例から、個を活かし集団を高める特別活動のあり方を考察する。
３，特別活動にかかわる具体的な事例をテーマとし、適切な指導や支援のあり方をグループ協議または全体協議の中で深め、ミニレポートを作成する。 
授業の到達目標 学校教育における特別活動の意義を理解し、実践的指導力を身につけるために、小学校・中学校・高等学校の具体的実践事例をもとにした内容を中心とする。したがって、受講生のこれまでの教育経験を振り返り、自分自身の考え方を再構築してもらいたい。
１．学校教育活動における特別活動の意義と目標及び内容について理解できる。
２．児童・生徒の人格形成を図る自主的・自治的集団活動のあり方が、具体的実践事例を通して理解できる。
３．講義やグループ協議等の活動を通じて、教員に求められる資質や能力について考えることができる。 
授業計画
回 内容
1学習指導要領「特別活動」についての概要（歴史、目標、内容構成）（担当：福間または市田） 
2小学校の特別活動の目標と内容（特別活動と学校生活・学級集団・学級づくり）（担当：福間） 
3小学校における学級活動の具体的な指導内容（よりよい人間関係を作るための学級活動）（担当：福間） 
4小学校の学級経営における学級活動の内容と重要性（担当：福間） 
5小学校における学級活動での話合い活動の進め方（担当：福間） 
6小学校における児童会活動および異学年交流活動の目標と内容・進め方（担当：福間） 
7小学校におけるクラブ活動および学校行事の目標と内容・進め方（担当：福間） 
8小学校における特別活動の年間指導内容および指導の重点（講師の講演）（担当：福間） 
9中学校・高等学校の特別活動の目標と内容（特別活動と学校生活・学級集団・学級づくり）（担当：市田） 
10中学校・高等学校の学級経営における学級（ＨＲ）活動の内容と重要性（担当：市田） 
11中学校・高等学校における学級風土および学級集団の状況と把握（担当：市田） 
12中学校・高等学校における生徒会活動および学校行事の目標と内容・実践（担当：市田） 
13義務教育学校・中等教育学校の特別活動の特色と内容（学校独自性の活用）（担当：市田） 
14学校教育の課題と特別活動のあり方Ⅰ（いじめ問題）（担当：市田） 
15学校教育の課題と特別活動のあり方Ⅱ（学校安全）・講義のまとめ（担当：市田） 
 
テキスト・参考書 参考書
小学校学習指導要領解説＜特別活動編＞（最新版）
中学校学習指導要領解説＜特別活動編＞（最新版）
高等学校学習指導要領解説＜特別活動編＞（最新版） 
自学自習についての情報 学校や教育分野での最新の動向に関心を持ち、情報収集に努める。 
授業の形式 講義・グループ協議・全体協議 
アクティブラーニングに関する情報 グループ協議や全体協議を行う。 
評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） ○ 授業への参加意欲・態度(50%)、ミニレポート(30%)、課題レポート(20%)にて評価する。
○ レポートは、体験等を踏まえ、具体的かつ根拠を明示して論理的に構成されているかを観点に評価を行う。
○ 課題レポート未提出者や出席状況不良の者は単位認定の対象としない（詳細は授業時に説明）。
 
その他（授業アンケートへのコメント含む） 授業計画の回の順序が異なる場合がある。 
担当講師についての情報（実務経験） 学校現場での教員経験、管理職経験のある教師である。学校現場で経験してきた事例をもとにして、特別活動指導の留意点について理論と実践を繋げた講義を行う。