科目名 |
教育史演習 |
クラス |
− |
授業の概要 |
教育学・教育史の学び方、および問い立て方・深め方について学ぶ。 |
授業の到達目標 |
1.教育学・教育史で卒業論文を執筆する場合に必要となる基本的な技法を修得する。 2.これまでの学修や生活経験から生じた素朴な問いを、学術的な問いにまで昇華する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 卒業論文の構造分析 |
3 | 論文執筆の基本(作法とテクニック) |
4 | 読書技法1 フリッピング、スキミング |
5 | 読書技法2 Q&Aリーディング |
6 | 読書技法3 精読 |
7 | ミニビブリオバトル |
8 | インタビュー演習1 事前準備 |
9 | インタビュー演習2 インタビュー |
10 | インタビュー演習3 インタビュー資料の分析 |
11 | 問いづくり演習1 (例:映画表象分析) |
12 | 問いづくり演習2 (例:授業映像分析) |
13 | 問いづくり演習3 マインドマップで考える |
14 | 問いづくり演習4 アウトライナーで考える |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
テキストは指定しない。 講読する文献等は授業内で配布する。 その他、授業に関わる参考文献は下記のとおり。
読書猿(2020)『独学大全 ―絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』ダイヤモンド社 戸田山和久(2012)『新版 論文の教室 ―レポートから卒論まで』NHK出版 山口裕之(2013)『コピペと言われないレポートの書き方教室 ―3つのステップ』新曜社 千葉雅也(2020)『勉強の哲学 ―来たるべきバカのために 増補版』文芸春秋 苅谷剛彦・石澤麻子(2019)『教え学ぶ技術 ―問いをいかに編集するのか』筑摩書房 戸田山和久(2020)『教養の書』筑摩書房 |
自学自習についての情報 |
授業全半回で読書技法のレクチャーをするので、以降は自分で文献を読みすすめてほしい。 そのプロセスで浮かび上がる「問い」を、後半の授業で分析・精緻化していく。 |
授業の形式 |
演習形式である。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
講義はほとんどしないので、ほぼすべての授業回がアクティブラーニングである。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業内のディスカッション等に対する貢献:40% 最終レポート:60% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
この授業は、4回生時に教育史で卒業論文を作成する可能性のある教育学専攻3回生に、研究の基礎的な技能を提供するものである。 該当する学生は積極的に受講してほしい。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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