科目情報
科目名 国語学演習A 
クラス − 
授業の概要 類義語に焦点を当て、意味の違いを考えることを通して、言語分析の技法を学びます。
前半は内省とアンケートを用いた調査を行います。
後半はコーパスというデータベースを使います。 
授業の到達目標 1.内省を使って、類義語が分析できるようになる。
2.日本語の使用実態を調査する方法を身につける。
3.エクセルを使ってデータを処理する方法を身につける。 
授業計画 ※複数教員が担当する授業科目は、各教員が担当する回について分かるように明記してください。(この説明文は削除してください。)
内容
1ガイダンス:「言う」と「話す」は何が違う? 
2類義表現分析のチェックポイントについて 
3アンケートによる類義表現分析(1)動詞 
4アンケートによる類義表現分析(2)副詞 
5アンケートによる類義表現分析(3)形容詞 
6アンケートによる類義表現分析(4)形容動詞 
7コーパスとは何か?:「君の名は」 
8「中納言」を使った検索(1):基本的な説明 
9「中納言」を使った検索(2):様々な言葉の頻度を調べる 
10「中納言」を使った検索(3):コロケーション・クイズを作る 
11「中納言」を使った検索(4):どの場面で使われているかを調べる 
12コーパスによる類義表現分析(1)動詞 
13コーパスによる類義表現分析(2)形容詞 
14コーパスによる類義表現分析(3)形容動詞 
15コーパスによる類義表現分析(4)副詞 
 
テキスト・参考書 教科書:中俣尚己(2021)『「中納言」を活用したコーパス日本語研究入門』ひつじ書房
必ず購入すること。 
自学自習についての情報 発表の準備を入念に行う事。
アンケートの例文は練りに練って下さい。
また、パソコンを使った操作はすぐに復習しないと自分のものになりません。
課題を出すので必ず行うこと。
対面授業が中止になった場合、PCを使った実習は反転授業の形式で行う可能性がある。 
授業の形式 演習+PC実習 
アクティブラーニングに関する情報 課題を自分で設定し、他の参加者に能動的に考えさせる発問をしてもらいます。
方法論については教えますが、それ以外は自分で課題を設定することが重要です。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加度(30%)、プチ課題(10%)、発表2回(30%)、レポート2回(30%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験) 類義表現分析、コーパス分析については担当者は多数の教科書・解説書の執筆経験を持つ。